2007年6月30日土曜日

ここは讃岐か?


先週の金曜に、例のうどんがごっつい美味いたけうちうどん店に行ってですな、紹介してくれたかずさんと自分の日記のそれぞれに書いたらですな、相方さんが、いつ連れていってくれんの?って、何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も、オレに聞いてきます…。

で、今日、一緒に行ったんですけどね。

晩の8時前に行って、オレは、鳥天のぶっかけ大盛り、相方さんは生醤油を注文。
2度目ですが、やっぱ美味いです☆
美味いのはもちろん、食べていて、気持ちがいいですな。美味いうどんって、食べていて、本当に気持ちがいいですわ。顔がニコニコッとなります☆

相方さんも、美味そうに、ちっこい口に入りきらないくらい、たくさんかっ込んでました(笑)

で、最後に店主さんとまたまた少し話をしましてね。
「たけうちうどん」「たけうち」なら普通だけれども、「たけうちうどん店」って、最後に「店」までつける飲食店って珍しいと思うけれども、なにか理由があるんですかね?って。

すると、店主さん、
じつは場所もきまって内装も出来上がって、最後の最後まで店名を決めかねていたんですね。で、ある日、車を走らせていたら、「~タバコ店」とか「~ふとん店」とかって看板が目に入って、そういえばうどんのお店で「~店」ってあんまりないなあと思って、ネットで調べてみたら、大阪では1軒もなくて、それなら!と思ってつけたんですよ~、と。

なるほど。
ま、店名って、お店の顔みたいなもんだから、あれ?って思わせるくらいのほうが、興味を持ってもらうきっかけになっていいかもですね。オレんところの屋号も、なかなかな屋号だし(笑)

ほいで、相方さんのお腹もポンポンになり、オレも満腹気分で店を出ると…、

このあたりは豊崎という地名なのですが、じつは、豊崎麺's倶楽部なるものがありまして、この界隈の頑張ってるうどん屋さん4店舗共同で広報活動をしてらっしゃるんですね。
たけうちうどん店さんもそのなかに入っていて、そこからすぐ近くというか隣のブロックに、やはり豊崎麺's倶楽部に入っている『情熱うどん讃州』というお店がありましてですね、ここも近いうちに行かねばならんお店なので、外からなかをうかがってみるとですな、なんか見知った顔がいる…、

誰かなと思って、少し思案しているとですな、相方さんが、さっきまで、たけうちうどん店でうどん食べてた人や~ん!って。
う、うどんのはしご?(笑)
ここは讃岐か?(笑)
あのね、たけうちうどん店のうどんって、すんごい量があるんですよ。あそこで大盛り食ったら、しばらくなんも食べれんですよ。
鳥天のぶっかけ大盛りなんて、うどん3玉にでっかい鳥天が5個ですよ!
なのに、はしご?
四国でうどんツアーしてるのならともかく、ここは大阪のど真ん中の雨上がりの金曜の夜ですよ!
いや、強者がいますなあ。

何者ですかね?
食べものブログでもやってる人ですかね?
あ、かずさんの手下かも。。

2007年6月29日金曜日

マンボの車


高麗橋をわたって、堺筋を越え、御堂筋に向かう途中、三井ガーデンホテルの南向かいに、そのクルマは停車してます。
ちょこちょこその道を使っているのだけれども、朝や夕方の早い時間には見ることはできず、夜遅くなったときだけ、その車を目撃することが出来ますねん。車種は調べるほど近づいたことはないし、そもそも車のことは詳しくないのであれなんですが、国産の中型セダンで、色はシャンパン・ゴールド。これは、あれですかな、つまりよくある、おっちゃんのクルマ、というやつか? 少なくとも、若いもんが乗るような車でないことは、いくら車に疎いオレでも、なんとなくわかるようなシロモノなんですがね。

で、これがね、不思議なんですよ。
いや、なにが不思議って、その車の駐車の仕方がね。

大阪の方はご存知やと思うんですが、あのあたりの道路は、歩道や路側帯がないんですね。車道の端からいきなり建物が建っていて、つまり、路上駐車の常套手段である「歩道にウィリー」が出来ない場所なのですよ。だから、そこいらに駐車するとなると、道路の真ん中に車を停めることになりま。んなもん、今やったら、きっちり、例の民間の取り締まりのオッサンが来ますがな。

でもね、そこだけ、なんのためなのかわからないが、コの字型のへこみがあるんですわ。で、そのへこみの容積が、きっちりそのクルマ1台分の大きさ(笑)もうね、そのクルマを停めるためだけにつくられたのか?ってくらいで。
ただ、あのあたりは古い町屋が点在している場所だから、そうそうビルが建ったり壊れたりしている場所でもなく、そのへこみも、相当むかしからそこにあると思われるんですね。
ということは、何代もまえから、そこを駐車場として使っていた、というふうにも考えられるんですわ。とすると、何十年にもわたってきっちりおなじ大きさの車ばっかりを買い換えなければならんことになります。
しかしですわ。オレはよく知らんのですが、モータリゼーションというは、その家の思惑とはなんの関係もなく変遷してきていると思われるので、何代にもわたって同じサイズの車を買い替える、というのは、不可能なんじゃないか?
第一、クルマを停めるためにつくられたのなら、もちょっと余裕を持った設計をするのが常識というものだと思われるんですが、そのクルマは、それこそ数センチの隙間もないほどにね、おなじ長さ、おなじ幅のそのへこみに、きっちりハマって停車しているのですよ。

これがいかに驚異的かということは、クルマを運転しないオレにもわかりますわ。

縦列駐車と車庫入れって、教習所でも多くの人のネックになってるんでしょ。バックしながら障害物に当たらず離れずきれいに収めるために、アクセルとブレーキで速度を制御しつつミラーと目視でクルマと目的地と障害物の位置関係を把握し、細かいハンドリングでクルマの方向を制御するといった複数の技術を臨機応変に組み立てなければならんわけでしょ。(←ものの本にそのように書いてありました。笑)

これ、ふたつの難関を合わせた縦列型車庫入れでしょ。合わせ技1本みたいなもんでしょ。
縦列駐車とは読んで字のごとく、前後のクルマと同じ列になるように、はみ出さないでまっすぐに駐車することですわな。
それでも列の先頭か、1番後ろだととても停めやすいけれども、大方の場合は車と車のあいだに入れなければならんわけでしょ。ここで、どのぐらいのスペースが空いていれば駐車することが出来るかが、個人の腕前にかかってくるわけですわね。オレの相方さんなんて、そんな腕前は絶対にないですわ。
前後に1台分ずつ、自分のも入れて3台分くらいの空きがなければ自信のない人もいれば、前後に50cmずつ空いていれば停めてみせる人もいます。
オレも、いろんな人の車の助手席に乗ってきましたが、後ろの車の発進のことも考えて、前後に2mくらいの空きで停めるのが普通じゃないですかね。

が、しかーし、この場合、前後は壁です。それも、車の前後には、10cmも隙間がないような、寸止め状態ですわ。しかも、両方のミラーをちゃんとたたんで、車幅いっぱいのスペースに、道路にはみ出さず、前後の家の壁に対して、オレら印刷業界の用語でいうところの「ツライチ」で停めているのでした。

繰り返しますが、これがいかに驚異的な神技であるのかは、車を運転しないオレでもわかります。
いったい、どういう技で幅寄せしてるんや?
初めてそれを発見したとき、オレは、しばらくフリーズしてしまったですよ。

オレの理解によると、幅寄せの難しさは、いかに左側ぎりぎりに寄せるかというところにあるんじゃないですかね? 仮にこの車のオーナーが必ず一発で左の壁ぎりぎりに車を沿わせる技術の持ち主だとしましょう。それでも、車体を真っ直ぐに立て直すためには、わずかでも前進と後退をしなければならんでしょう。このスペースのどこに、そんな余裕があるというのか!

でも、タイヤはきれいに真っ直ぐになってるんですわ。
考えられるのは、停車状態で無理矢理ハンドルを切ってタイヤを戻すことくらいですが、それにしたところで、後ろが寸止め状態でクルマが真っ直ぐになるように、バックでカーブさせて進入しなければならんわけですわな。なにしろ前もぎりぎりだから、真っ直ぐにしてから交代するなんて余裕は、まーったくないんですよ。
なんか、想像すればするほど、すごい車両感覚であることがわかってきます。

この車がね、いかにも車好きが乗るようなスポーツカーかなにかやったら(よう知らんのですが)、まあ、世間には上手いやつもいてるわな、で終わりです。
でも、ここに停まってるのは、オッサンが乗るような、セダン。しかも、駐車の時間帯からして、普通に通勤に使っているようなのですよ。
そいつが、こんなにアクロバチックな技を見せてる。ことさら主張するわけでもなく、ごくさりげなく。そこが、ちょっとかっちょいいですな。

ほんまに、マジで、一回でいいから、実際に技を披露しているところを見てみたいもんです。

むかし、テレビで、野球中継が早く終わったときに放送される、広川太一朗がナレーションを付けている「世界のビックリ人間」みたいな番組で、車1台分のスペースに猛スピードで突っ込んでいって、急ブレーキと逆ハンを駆使してスピンさせて、その隙間にぴったりと収める超人を見たことがあるんですけどね。
そんな派手なパフォーマンスをね、人知れず、まだ見ぬ彼も夜毎行っているのかと思うとね、ちょっとかっちょいいじゃないですか。

誰か、もし見かけられたら、オレに教えていただきたい。非常に気になる今日この頃です。
というわけで、マンボすら踊っていそうな車なので、そういう日記の表題(笑)




車といえば、やっぱ、ブランキー☆

ブランキー・ジェット・シティ / ガソリンの揺れかた



こっちはバイクだけど。

2007年6月28日木曜日

あの人、心はヒロインじゃない?


漢字の変換まつがい…、
どこまでが現実にあったことで、どこまでがネタなんだか、わからんです(笑)
おもろすぎるな~。


家に戻る / 家にもドル
恋人とか縁無いからね。/ 恋人と帰んないからね。
○○さんの質問は要注意かと思います。 / ○○さんの質問は幼虫以下と思います。
知っときたい / 嫉妬期待
神の存在は信じないし不幸とは思わない / 紙の存在は信じないし拭こうとは思わない
地域係 / 地位気がかり
東武宇都宮 / 頭部打つ飲み屋
今日居ないもんね。ゴメン~! / 胸囲ないもんね。ゴメン~!
お礼代 / オレ偉大
何かと胡散臭い時がある / 何か父さん臭い時がある
良い肌してるよね。/ 良い歯出してるよね。
今日はだあれ? / きょう肌荒れ?
1小節内で / 一生切ないで
大量リコール / タイ料理コール
置いてかれた感じだ / 老いて枯れた感じだ
開発の検討品と思われます。 / 開発の件盗品と思われます。
ささやかな物で恐縮ですが / 笹や金物で恐縮ですが
片田舎であったことは今も忘れられません / 固い仲で会ったことは今も忘れられません
いい靴持ってるの? / 胃いくつ持ってるの?
八日以後お願いします。 / 要介護お願いします。
高級白桃 / 高級は苦闘
マイセン陶器の展覧会があるんだ / マイ戦闘機の展覧会があるんだ
追記文に載っているから参照お願いします / つい気分に乗っているから三唱お願いします
そんなに働いたならだいぶ疲れてるね。 / そんなに働いた奈良大仏枯れてるね。
それは会社の方針とのこと、正しいようです / それは会社の方針とのこと、但し異様です
10問目は難問だ。/ 10匁は何文だ。
お客様用トイレ / お客彷徨うトイレ
もうそうするしか方法がなかった。/ 妄想するしか方法がなかった。
遅れてすいません。回答案です / 遅れてすいません。怪盗アンデス
阿寒湖の毬藻 / アカンこの毬藻
リスト表を送ります / リスとヒョウを送ります
ラフにハマってしまって・・ / 裸婦にハマってしまって・・
アマガエルって飼えるかなあ? / アマガエルって蛙かなあ?
一緒に居れば居るほど好きなんだなって思う / 一緒に入れ歯煎るほど好きなんだなって思う
ドアは鎖かけてるから大丈夫 / ドアは腐りかけてるから大丈夫
話に困った司会者 / 歯無しに困った歯科医者
常識力検定を導入してはいかがでしょうか / 上司気力検定を導入してはいかがでしょうか
逢いたいのもう一度。/ 会いたい飲もう一度。
ほんとに次回は重要だよね。 / ほんと二次会は重要だよね。
大敵なのは暑さです / タイ的なのは暑さです
本採用とする / 本妻酔うとする
フウセンカズラ / 風船かズラ
日本の秘境100戦 / 日本の卑怯100戦


ワープロソフトの作成者って、日夜、誤変換と戦ってるのね。
ある文章の少しまえに、「歯が痛い」って打って、その後、「きょうはいしゃにいく」って打ったら、「今日歯医者に行く」って変換されますわ。でも、「歯が痛い」ってのがなかったら、「今日は医者に行く」って変換されます…。すげーな。。。
大きなお世話と裏腹ではあるけれども、とりあえず、すげーですわ。。。


日記タイトルは、「あの人、心は広いんじゃない?」の変換まつがい。。

2007年6月27日水曜日

商売を育てる

代理店があいだに入るようなでっかい会社のホームページではなくて、小規模の会社のホームページをつくっていて…。

ホームページの作成を請け負うビジネスっていうのは、最初の作成費用+月々の運営費で、成り立ってるんですね。
月々の運営費というのは、更新作業をやったり、スパムメールやウイルスに対応したり、そういう、日々の管理をやって、月々決まった額の料金をちょうだいするわけです。
まあ、家を借りるときの、敷金が最初の作成費用、運営費が家賃だと思ってもらえれば、わかりやすいですかな。

商売として考えるなら、最初の作成費用は値引きしてもオッケー。とっかかりをつけるため、と考えたら、これは値引きしてもオッケーですわ。
で、月々の運営費が、太い!(笑) これは仕事量の多少にかかわらず、定額入ってきますから、なんもしなくていい月もあるわけで、そうなると、ウハウハです(笑)

ウハウハではあるんですが、更新が頻繁にある大手のサイト相手ならともかく、小規模の会社さん相手に、たいした更新もないのに、あこぎにゼニをもらうわけにはいかんですな。
なので、出来るだけ、更新については月々の定額にするんじゃなくて、細かくて更新な更新はご自分でやってもらって、わからないときや大手術が必要なときは、その都度ギャラを発生させて対応する、ってことにしてます。
そのほうが、おたがい、発生するゼニが、実質的になるじゃないですか。

だから、一見、オレのしのぎは減るんですね。

なんちゅーかね、普通の人は、デザインやコピーのことだったり、広告のことだったりwebのことだったりっていうのは、わからんもんです。畑違いだからね。
そのことをして、あそこのお客さんは、なにもわかってない素人さんだからイヤになっちゃう!なんてことをね、口の悪いクリエイターは、言いますな。
mixiでも、クリエイター系のコミュに、そういう輩が、ちょこちょこいてますわ。
でも、素人さんなのはあたりまえで、だからこそ、オレたちの仕事があるんですけどね(笑)

でね、そういうお客さんに、デザインっていうのはこういうもんですよ、ここはこういうコピーの書きかたをしたほうがいいですよ、このソフトの使いかたはこうで、ホームページのこの程度の更新なら、ここをいじれば出来ますよ、ってね、少しずつ教えていってね、ちょっとしたことなら自分で出来るようになってもらったら、つまんないお金を使わなくてもすむじゃないですか。

そうやって、お客さんの目が肥えていくようにお手伝いをするとですな、オレの価値がわかってもらえるじゃないですか。ほかのクリエイターと違って、オレはここが優れてますよ、ここがダメですよ、ってね、オレの正確な位置をわかってもらえると、オレが提示する金額の根拠も価値も、わかってもらえるようになりますね。

なにも、自分のスキルをタダで教えてあげて、これまでなら発注してもらっていた仕事が来なくなるようなことをせんでも…、って言う人がいますわ。
でも、それは違うんだな。
そうやってこちらから教えてあげられることって、ごく初歩的なことだけですわ。持ってるスキルのすべてを簡単に教えられるんだったら、オレがこれまでに培ってきたスキルはなんなんだ!って話にもなるし、んなもん、全部が全部を片手間に教えられるもんでもありません。

で、初歩的なスキルでも身につけたお客さんは、次はもっとすごいことを実現したい!って思ってくれるんですよね。
そんとき、もっかいオレの出番があるんですよ。こんなことをやりたいんだけど、って、素人さんなら絶対に思いもつかないようなすごいことを、発注してくれるようになるんですね。しかも、それがすごいことだとわかって発注してくれるから、それ相応の金額になっても、ちゃんと納得してくれる。

オレは、そうやって自分の商売を育てていってます。

今日、そういうことを話す機会があったので、ちょっと書いてみました。

2007年6月26日火曜日

また国にゼニを持っていかれますわ…


5月、経営者は、従業員の労働保険料の申告をせねばならんのですが、すっかり忘れてました(笑)
年に1回のことやし、税金の申告も決算も終わってからのことなんで、忘れるんですよ。
で、今の今まで放置(笑)

重い腰を持ち上げて、今日、ちまちまと計算してたんですが…。
今年から雇用保険の料率が変更されてまして、4月分の給料からさかのぼって計算し直してくれ、と。
5月の提出やのに、なーんで、4月までさかのぼらなあきまへんねんな。
今ごろ計算してるオレもオレですが、労働基準局も好き放題やってくれてますな。

さらに計算を進めているとですな、

金額を記入する欄に、石綿被害者のための拠出金なるものを記入する欄が…。
なんじゃそれは?と思い、同封されているパンフを見るとですな、

「労災保険が適用されるすべての事業主」が対象で、「アスベスト被害者救済費用に充てるため、事業主の皆様に負担いただく拠出金」だと。

国の怠慢で放置したアスベスト被害のために拠出金を出せ、だと?
なーんで、オレが国の怠慢の尻拭いをせねばならんのよ! しかも、アスベストとはなんの関係もないのに。

ただでさえ、毎日毎日、タバコ3箱買って、国鉄清算事業団が抱えている借金の尻拭いをしたってるのに。

ある一定の係数をかけて、拠出金を算出して、強制的に徴収されるみたいなんですが、腹立つんで、0円と書いてやりました。

また、揉めるな(笑)



久しぶりにロックな気分やな☆


『青春時代』
銀杏BOYZ

2007年6月25日月曜日

goutさんと雨の奈良

今日は、奈良に行って、マイミクさんのgoutさんとおデートしたのでした☆

奈良の素敵なカフェを案内していただきましてね。
ほら、オレは大阪住まいだし、仕事は大阪と神戸だし、遠征に行くのはいつも京都だし、奈良はどうにもなかなか足が向かんのですね。
ほんとは、大阪から京都に行くのも奈良に行くのも神戸に行くのも、時間も距離もそれほど変わらんのですが、どうにも奈良は遠いです。
正倉院展とか、燈花会とか、行事があるときに行って、そのままどこにも寄らずに帰ってくるかんじ。
いや、奈良が嫌いってわけじゃ、断じてないんですが(笑)
だって、行きたいお寺さんも、たくさんあるもん。

まず、goutさんの奈良倶楽部へ行きまして…。
ついに、初・奈良倶楽部です☆


古い民家が並ぶ旧家の静かな住宅街に、挽きたての小麦粉を振りかけたみたいな白い壁が印象的な、とんがり屋根の素敵なお家があるんですよ~。玄関先でお出迎えしてくれるのは、キンモクセイですかね(←ちがうな。。。よくわかってない。汗)。白と緑のコントラストが鮮やかな、清潔感漂うお宿です。

なかに入ってみれば、玄関からすぐにダイニングというカフェというか、くつろげるようになているんですが、ここも真っ白い壁が素敵で。一応、建物内のほとんどは禁煙なのですが、これはさすがに吸えませんよ(笑) タバコ吸って、白い壁をヤニで黄色くしたら、台無しだもん。。。
焦げた茶色で統一された家具、柱…、そして所々に点在する緑、季節の花々、これらが白い壁と相まって、しっとりと落ち着いたいい空間です。そう、人肌程度のね、しっとりとした気持ちのいい温もりが感じられるんですね。控えめだけれども、行き届いている、ってかんじで。
外はあいにくのお天気だったのですが、大振りに切り取られた窓越しに柔らかい光が差し込んでね。えーっと、午睡にぴったり(笑) ふふふ、昼寝好きのオレは、さっそく昼寝スポットを発見したのでした(笑)

他、goutさんがお気に入りのポジャギがさりげなくアレンジされたインテリアの数々や、年代を感じさせるアンティークの家具がね、ほのかに天平の香りを連れてきてくれているといいますか、控えめなのだけれども、しっかりと主張していて、それこそ、讃岐のぶっかけうどんに必須の生姜のような(笑)

そうした調度品や、ミニ図書館にある蔵書を眺めているだけでも、ひなが一日、天平の漆黒の夜を、縦横に泳ぎまわれるってもんです。

これは、今回のように立ち寄るだけではなくて、一度、ちゃんとお泊まりにこなければなりませんな。
goutさんお手製のフルコースのディナーも堪能しないとダメだし。でも、オレの相方さん、人の3倍は食べるからなあ。。。。


さて、ここから、goutさんの運転で、奈良をドライブ☆ おデートですよん!

日記で書かれていた素敵な場所、大仏殿裏の講堂跡を眺めながら車は走るのですが、ここ、日記で拝見して以来、かなり気になる場所で、この日は雨だったから窓から眺めるだけだったんですが、だ~れもいてなくて、静かで、でも、鹿がたくさんいて、ものすごくいい場所です。ここも、昼寝するのにうってつけの場所ですな(笑)

その後、gouさんおすすめのカフェ、
クルミの木

Lier幡


と、はしごして、奈良のカフェを満喫させていただいたのでした。

どちらも雑貨店やインテリア店とカフェが併設されている場所でして、京都あたりで見かけるといえば見かけるお店なんですが、奈良のそれは、広いですね。京都のこじんまりとしたかんじとは全然違って、たーっぷりとスペースがとってあって、そのぶん空気が美味しいかんじがして、京都のそれはとは似て非なるものの印象。

特に、2軒目のLier幡は、オレと相方さんがかつて訪れた浄瑠璃寺にほど近い、山間にありまして、高原のロッジに来たかのような印象ですよ。空気も景色も、すでに高原のそれ。ほいでやっぱり、禁煙(笑)

と、このときに初めて気がついたんですが、やっぱ、奈良は車がなかったら移動がしんどいですね。
どーりで、オレにとって奈良は遠いはずですわ。
やっぱ、ここは車が必要。
なので、次回、来るとしたら、相方さんの運転ってことになりますな。わはは。

というわけで、雨だったんだけれども、あちこちの辻で紫陽花も堪能して、goutさんと素敵な一日でした☆


雨の日の奈良は、こんなかんじ☆

Ron Sexsmith / All In Good Time

2007年6月24日日曜日

やっと出会えたぜ☆ ハロー!たけうちうどん店



オレのマイミクさんで、天満のグルメ王・かずさんが紹介されていたうどん屋、たけうちうどん店に行ってきました。

別ブログで書かれている、かずさんの日記はこちら。(全体公開になってるかどうか、わかりませんが…)


かずさん曰く、大阪最強レベルのうどん屋さん。

うどんは大好きだし、チャリで行けるところでもあるので、その日記を拝見したときから行きたくて行きたくて仕方がなくて…。
ブログがアップされたのが先週の土曜日の深夜で、日曜にでも行ったる!と意気込んだら、日曜は定休日。。。

それから数日経ち、木曜日の昼に、寧楊さんに用事がてら連絡して、行かんかね?と、お誘いしたのでした。

んで、おたがいの時間を調整して、昼の1時過ぎに待ち合わせして…、と、やったんですが、先にお店に着いた寧楊さんから、私の直前で麺がなくなりました…、と。

そう、手打ちの讃岐うどんなので、売り切れゴメン!なのですよ。。。なので、こんときは断念。
ちなみにお昼の営業は14時30分までなんですけどね。

ほいで、その日の夜、やっぱり食べたくなって、晩の8時にお店に電話してみたら、あと2人前しかありません、と。。。
だからそんときは諦めたんですが、寧楊さんはたまたま行ってまして、最後の1人で滑り込みセーフだったんだとか。

で、寧楊さん、ニッコニコ顔で、かずさんの日記(mixiのほう。ただし、こっちは友人までの公開)にコメントを書いてやがるの(笑)
もうね、それを見てね、イス取りゲームの最後のイスに座ろうとして、お尻吹っ飛ばされて、イスも晩ゴハンもかっさらわれたかのような失意のどん底でオレはその夜を悶々と過ごしましてですな(笑)

だからね、金曜こそは絶対に行ってやる!って意気込んだんですが、金曜、雨やん。
いや、雨だからこそ、客足も鈍ってるはずで、こういう日こそありつけるはず!なんですが、歩いて行くのにはしんどいし、駅からも遠いし、合羽着てチャリを飛ばすのも面倒だし、だいたい雨のなかで並ぶのもイヤだし…、ってことで、う~って唸ってたんですよ。

でも、夜になって雨がやみましたね!
ほいで、仕事で打ち合わせをしていたんですが、終わったのが夜の8時! 店に電話すると、まだいけます!と。
やっぱ、天は善人に味方しますね☆(笑)
打ち合わせのメンバーを連れて、ダッシュで行ってきましたですよ!

オレが注文したのは、ゲソと舞茸天のぶっかけ大盛り880円(画像左)
連れが注文したのは、とり天の生醤油680円(画像右)

画像から伝わるかどうかわからんですが、麺がつやっつやでね、宝石みたいです☆
延びと粘りがあって、コシもあって、喉越しがいいんですよ~。しかも、麺が長~い。
天ぷらはサクサクッとしていて、これだけ取り出しても、そこらへんの天ぷらよりも断然美味いですよ。
かずさんは、ゲソが大きくてひとくちで食べきれなくて、噛んで切ろうとしても切れないって言ってたんですが、オレのはちょうどいいかんじで(笑)

四国に行けばこのレベルのうどんが食べられるんでしょうが、はっきりいって、大阪ではここが最強だと思いましたわ。

あんね、食べていて、気持ちがいいんです!
スペイン語だと、美味い!ってときに、気持ちいい!って言葉を発するときがあるんですが、まさにそれですわ。とーっても、気持ちがいい☆

ほいで、大盛り! 食っても食っても終わりません(笑)聞けば、3玉近くあるんですと。

じつは、欲張っておにぎりも注文してたので、最後は大変なことになってました(笑)

店主に聞くと、量が多いって苦情(笑)がたくさんあって、並の量は減らしたんだけど、大盛りはそのままなんだとか。

ちなみに、連れは男のくせに小食でして、並でもフーフー言いながら食べてましたが、婦女子さんだと、並でも多いかもしれません。
だってさ、とり天がすごいもん。でっかいとり天が5個も入っていて、鳥カラがメインの唐揚げ弁当に入ってる鳥カラよりも、確実に多い!(笑)
連れのを横から分捕ったんですが、表面サクサク、なかはジューシーで、なぜかうどんによく合います。これが一番人気のメニューなんですが、たしかに美味いですわ。

店主さんに、ビックリするくらい美味いですね!っていうと、そんなん言われたら、なんて言っていいのかわかりませんわ~、って言ってはりました。
もの静かな店主さんですが、いい雰囲気の店主さんです。

営業時間中は麺を打たないので、早い時間に来てもらったら打ち立ての麺が出せるから、そのときのほうがもっと美味しいです、とのこと。

次は、相方さんを連れて、朝イチに急襲せねばっ!
あ、かずさんのブログで絶賛されているのを見てやって来ました!って、言っておきましたから。

ちなみに、オレらのぶんを出したところで、「売り切れ」の張り紙が出ました。ギリギリセーフやん!

でも、出会いに苦しんだお店って、そのぶん、店主さんと仲よくなって末永くお付き合いすることになる、って経験が多数あるので、このお店もそんなお店になりそうな予感です~。

そうそう、「たけうち」でも「たけうちうどん」でもなくて、「たけうちうどん店」なんですよね。
この店名にも、なにかこだわりがありそうです。今度、聞いてみよっと。

2007年6月23日土曜日

名声は、お金の次にほしくなる

ミンチに豚肉混入していたのがバレて、記者会見に引っ張り出されたミートホープの社長。

工場長は、ハンカチで汗を拭きまくりながら、しゃべってましたね。
社長は、なんとか言い逃れで切り抜けようとするところを、取締役でもある長男に、本当のことを言ってください!と、諭され…。

いや、いろんなドラマが濃縮されていて、ちょっと見入ってしまいましたわ~。
裏切りあり、涙ありの、昼ドラ?(笑)

悪事は悪事なんだから、メディアは容赦なく叩くし、それはそれでガンガンやってくれたらいいんですが、オレ、ちょっと違う見方をしてました。

この社長っていうのは、裸一貫でやってきた、叩き上げの人ですね。
そして、そういう人にありがちなワンマンぶりを存分に発揮してきた結果、それで上手くいったこともあるだろうけれども、今回、こういう事態を招いてしまった、と。

工場長は、肩書きに取締役がついてなかったから、管理職者ではあっても、経営には参加していないのでしょうね。
そして、社長がワンマンなのだから、工場長の生殺与奪の権利は、工場長が握っているわけです。だからこそ逆らえないし、進言も出来ないし、彼にとって社長は、雲の上の人。
でも、自分だって生活があるんだから、この場で、社長の泥を自分が被るわけにはいかないし。。。
もう、究極の選択ですね。

そして、取締役の長男。同族経営ならではの、年齢もキャリアも関係なく、すでに工場長を飛び越えて取締役の長男。
こやつは、妙な正義感を発揮して、社長!本当のことを言ってください!と。

いろいろ順番はあるんでしょうが、
人間、最初に必要になるのは、ゼニです。そのゼニを稼ぐために、裸一貫の社長は頑張ってきたのだろうし、商売人だから、かぎりなくコストは抑えようとし、その流れで、一線を越えてしまいました。

でも、二代目の長男には、そうしたゼニの苦労は、ないんですね。
ゼニがある人が次に求めるのは、名声です。ゼニの苦労のない彼にとっては、最初から、求めるものは名声であり、社会正義ですね。
これは環境の違いで、もしこの長男が、二代目のボンボンじゃなかったら、社長とおなじようなことをしていた可能性だってあります。

というようなことをね、メディアに従事している人間のほとんどはサラリーマンだから、わからないですね。わからんのは仕方がないんですが、わからないことがある、ということメディアの人間は自覚しないですから、深い考察が出来ず、単純なバッシングだけで終わってしまいます。

人間ってさ、なにもないところから、悪いことをしてやろうと思って悪さをする人って、ごくまれにしかいてないと、オレは思ってます。
窮地に陥ったとき、悪さをしてでもそこをすり抜けたいと考える人間が、いるだけです。
窮地に陥らなければ、人間はまず悪さをしない生きものです。

もちろん言い訳にはならないけれども、悪さをしてでもゼニを稼がなくちゃ!と思ってしまう、社長のプレッシャーもあるんですね。
二代目はそれがわかんないから、社会正義を持ち出す。

子に諭されてみっともない親だなあ、って、図式はね、やっぱ、単視眼的すぎて、あれは、親のおかげでゼニの苦労をせずに来た子が、そのせいで、ゼニがある人が次にほしい社会正義や名声を求める人物だったからこそ、の、セリフです。

どこにでもある、親子間、世代間のズレですね。


グッドウィルの折口会長もね、自宅にボーリング場までつくってたんでしょ。
それ聞いてさ、涙が出そうになりましたわ。
家でボーリングなんかやって、楽しいか?(笑) あんなもん、ボーリング場に行って、みんなでわいわいやるから楽しいもんじゃないですか。
彼は、裕福な家に生まれたけれども、家の事業が失敗して、どん底まで落とされたんですよね。
そっから、学費が要らないどころか給料がもらえるってことだけで、防大に進み…。
そういう生い立ちが、彼を銭ゲバにしちゃったんでしょうね。
最初から裸一貫でやってきた人よりも、裕福だった人がどん底まで落ちて、そっから這い上がってきた人は、普通の範疇に収まりきらない人が多いですね。ホリエモンや村上世彰よりも、凄みがありますね。

悪いことは悪いこととして、それはそれで、ちゃんと法的にも社会的にも制裁を受けてもらうとしてね、しみじみと、おカネが人格形成に与える力って大きいなあ、と思って、見てました。

粋って、あるじゃないですか。あの人は粋だね、と。
粋なことをするのには、お金がいるんですが、お金の使いかたが洗練され、振る舞いが洗練され、粋な人だと評価されるまでには、やはり何代も重ねないと難しいんだろうな、と思いましたわ。
京都に粋人が多いのは、やっぱ、長いあいだ、都であり続けたってことですね。

2007年6月22日金曜日

先生っ いろいろっ~♪

昨晩、遊びすぎて、ほぼ徹夜(笑)

ほいで、朝っぱらから眠たい目をこすりながら、例のごとく整骨院に行ってきたわけです。
今、オレの担当が、院長からナンバー2のセンセに変わってまして、こやつがね、つまらんの。
天気の話しかしよらへんのね。毎朝、新聞で天気予報をチェックして、それをお客、基、患者全員に言ってるんやと思いますわ。きっと、苦手なんでしょうね。およそ、客商売には向いてないタイプですわ。まあ、医者なんで、それでいいんですけど(笑)

でも、院長とは、阪神タイガースの話で盛り上がりまくりやったし、他のセンセも、おしゃべり好きが多いので、今のオレの担当センセは、ここでは異色ですわ。

だいたいさ、今のセンセに担当が変わるときも、院長は、ボクは忙しいんですわ~、って(笑) それがお客、基、患者に言うセリフか!(笑)
診察代を払う段になって、いっつも金額で丁々発止やってる、おもろい院長やったんですけどね。

それに比べて今の担当センセは…。
毎日何人もマッサージしてたら、疲れるでっしゃろ~、この仕事も重労働でんな~、って、軽く話を振ってみたら、でも、ボクを信頼して来てくれはる患者さんばかりなので、ありがたいことだし、疲れるなんて言ってられませんよ!と、超優等生な答えが返ってくる…。
いや、それはそれでいいんですが、もちょっとユーモアをなっ! たのんますわっ!

最近、ほんの少しだけ、首が軽くなってきました。
首をポキポキ鳴らそうとしても、鳴らなくなりました。
脊髄の詰まり具合は、相変わらずです。
肩甲骨の痺れは少しだけ薄くなってきましたが、電流は相変わらず走りまくってます。つか、痺れという膜が薄くなったぶん、電流の痛みが鋭く感じられて、痛いです。。。

2007年6月21日木曜日

大人の宴会、基、大人の合コン?(笑)


1)相方さん、寧楊さん、かずさん、momokoさん、momoholidayさん、武士さん
2)もも蔵さん、にょりっち☆さん、久モさん、
3)テチチヽ(´エ`)ノさん、バンビさん

なにかと言いますと、昨晩開催した、大人の宴会のメンツです。
1)が、リアルでお会いしたことのある人
2)が、mixi上でだけお付き合いのある人
3)マイミクさんのマイミクさんで、mixiでもリアルでも絡んだことのない人

年末だったか年始だったか、あ、ヨーロッパに出張に出かける前夜だったので、年は明けてましたが、そんときに、オレのマイミクさんで大阪のグルメ王のかずさんから、近くで飲んでるんで一緒にどうですか?と、お誘いのメールをいただいたのでした。

でも、そんときは、出張前夜でこなさねばならん仕事が山積みになっていたので、まーったく時間がなく、あえなく辞退。

んで、2月に、今度はこっちからお誘い。そしたら今度は、かずさんがご都合つかずで。。。

その次、またまたかずさんにお誘いいただいたんですが、オレがアウト。

そういうやりとりをですな、半年も繰り返してまして、このたび、やーっと、一緒に飲みにいくことが出来まして。
いや、かずさんの事務所とオレの事務所と、歩いて5分の距離なんですけどね。
でも、会う約束をしてから実際に会うまで、半年かかる(笑)
おたがい、どんだけ忙しいねん!っちゅー話ですが、単に縁がないんかも(笑)だって、歩いて5分の距離にいてるのに、道で会ったことすらない(笑)
去年の4月に初顔合わせでお会いし、意気も投合したんですが、そっから1年以上ですからね。。。

んで、今回ですな、やーっとおたがいの時間の都合がピッタリ合い、オレとオレの相方さんのatricotさん、かずさんとかずさんの相方さんのもも蔵さんと、お会いすることになったのでした。

ただ、せっかくやし、あと1人2人くらい誘ってみましょか!と、オレとかずさんのどちらが言い出したのはすでに覚えてないんですが、そういうことになりましてですな、2、3、お声をかけさせていただいたところ、あっという間に、都合7人になったのでした。

ほいでですわ、かずさんがお店の選定と予約をしてくれはったのですが、10人テーブルで予約したから、あと3人までやったらいけるよ!と。
ま、そういうことなので、お声をかけた人たちにですな、よろしかったらお友だちも~!なんて軽い気分でメールしたら、来るわ来るわ! あの人呼んでもいい?この人も呼びたいねんけど!こっちの人も会わせたいねんけど!と、皆さん、わらわらと。。。

お店のテーブルの都合もあるので、合計13人でお断りしてですな、でも、そのあとも、まだ続々と。いや、さすがにお断りしましたが。だって、席がなくなるもん!

そんなこんなで、合計13名。うちお一人はお仕事が終わらずに最終的に欠席になったので、合計12名。そのうち、オレはリアルではお会いしたことのない人が、5名ですよ。約半数、初対面(笑)
結局、皆さんそれぞれが、半数以上はおたがいに初対面という関係ばっかりで、大人の宴会ならぬ、大人の合コンとあいなりました(笑) 合コンって、行ったことないんですけど(笑)

とまあ、4人だけのひっそりとした飲み会が、図らずも大宴会、基、合コン状態になったわけですが、相方さんがな~、突然、土壇場の当日夕方になって、やっぱり行くのやめる~!などと言い出してですな、またまたオレは頭を抱えることになったわけですよ。

知ってる人ばっかりの宴会やったら楽しいから行きたいけど、知らん人のほうが多いし、みんな大人やし~、気が重い~、と。
もう。。。。子供か! つか、同年代のおなじカテゴリーのなかの人とだけ付き合ってるから、気が重いんでしょうな。大人の付き合いをしたことないから、気が重い。
社会に出てさ、利害関係抜きで知らん人と知り合うチャンスなんて滅多にないのに、そのありがたみがまだわかってないんでしょうな。
それでも行きたないのなら、もっと早くに辞退すればいいものをね、オレが人数調整したり断ったりしているのを横目で見ときながら、土壇場で、キャンセルしたい!ですからね。どんだけわがままやねん、って話ですけど。
で、案の定、オレにどやされてました(笑)

宴会は、我らがグルメ王・かずさんが選んでくれた店だけあって、サイコー☆
モモとタンドールチキンが激ウマのお店なのですよ☆

知らない人が多いということもあり、事前に参加者全員のプロフィールを集めたメールを送ったり、名札を用意したりで、マジで合コンか!ってかんじで、オレは悪ノリしてましてですね、そんな調子だからどうかはわかりませんが、宴会がはじまってからは、延々と各人の自己紹介が続き、1時間経っても、各人の自己紹介だけが終わらんという、わけのわからん盛り上がりを見せ…(笑)

なんか、天満チーム、都島チーム…、○○チームと、なんとなく色分けがされていったんですが、オレ、長文日記チームらしいです(笑) あんまりオモロかったんで、mixiのコミュ検索で、「長文日記」を検索したら、長文日記コミュってありましたわ(笑) 入ってないですけど(笑)

個人的には、念願のかずさんとの再会を果たし、かずさんの相方さんのもも蔵さんともお会い出来(←噂に違わずベッピンさん☆)、念願の久モさんともお会いすることが出来…。

久モさん、音楽の話で相手してもらえる、オレの数少ないマイミクさんなのですが、この宴会でお聴きした彼の音楽遍歴は、オレの予想を上回る空前絶後の遍歴なのですが、マニアックすぎて誰もわからんでしょうから、割愛(笑) まあ、こと音楽遍歴については、日本一のヘンタイですな。
あ、タイ土産を全員にふるまっていただき、ありがとうございました☆

そして、momoholidayさん。こやつは、昨年のいつだったか、プイとmixiを退会しやがって、一度しかお会いしたことがなかったのですが、ほんまに再会したかったひとりで、久モさんのお知り合いですから、なにがなんでも連れてきてくれ!と。
相変わらず、竹を割った江戸っ子ばりのチャキチャキのキャラは、健在でした。来年、タイに移住するんだとか。とりあえず、mixiは再開してくださいませ!と。

テチチさんとオレの相方さんが仲よくなったのは、よかったな。相方さんは、もっともっと大人の人との接触を増やさねばなりません。テチチさん、相方さんをよろしく☆

にょりっち☆さんは…、やっぱ、毎度日記を拝見しているので、なんの違和感もなく、初対面とは思えんフランクさでおたがいがしゃべり…。端で見ている人で、オレとにょりっち☆さんが初対面やと思った人は、きっとひとりもいなかったと思いますわ。

ほか、よくしゃべった人、タイミングがなくて、あんまりしゃべれなかった人、いろいろ…。
あの人とこの人のあいだを取り持ちたいなあと思って、そうすることが出来たり出来なかったり、いろいろ…。

まあ、あれやこれやと、書き出すとキリがないんですが、というか、
全員の動向を追っかけて、ここですべてを書き出すと、10,000字制限に引っかかるどころか50,000字くらいは余裕で行きそうなので、このへんで。


あ、大人の宴会、基、合コン(笑)のはずやったのに、ひとり、保育園児が紛れ込んでましたな☆

2007年6月20日水曜日

人間ポンプ


今日、桂米朝さんの『一芸一談』を読み進めていたら、人間ポンプの安田里美さんとの対談があって、嬉々として読んでしまいました。
こんなところで安田里美さんの名を目にするとは思っていなかったので。だって、人間国宝が、人間ポンプと対談してんですよ。国宝vsポンプ(笑)

安田里美さんは、いわゆる見世物小屋を活躍の場とした見せ物芸人なのですが、桂米朝さんがそうした人物と対談しているのだから、米朝さんって懐が深いなあと。
板の上の芸人が、土の上の芸人の、そのまた下の下に追いやられている芸人と対談してるのは、やっぱ、米朝さんの視野の広さというか、自由な精神の発露というか。。。

安田里美さんとは、オレが劇団に出入りしていたころに、1回だけ、小屋を見にいったことがあります。
まだ、見世物小屋が全国を巡業しているころで、無気味なオバチャンが生きたまま蛇を食いちぎって鼻の穴に入れて口から出したり、熔けた蝋を口に含んで炎を吹いたり…。そういう芸のオンパレードでしたな。
あと、小人さんの芸とかね。
河童の木乃伊やシャム双生児の標本、手品、セーラー服姿の婦女子さんたちによる蝋燭踊りと火吹き…。

そんななかで安田里美さんは出色の芸を見せてまして、それが人間ポンプ。
金魚を飲み、釣り糸を喉に垂らして釣りあげ、碁石を飲み、白と黒を胃のなかで識別して吐きわけるんですよ!そのたびに手で腹をさする仕草がとても奇妙でね。
ほかにもいろんな芸がりました。ガソリンを飲み、噴き出して火をつけ、炎上させる。裏方さんたちが舞台前方に集まって、消火器を持って身構えてるんですね。ぼっ、と炎があがった一瞬、肌に直接熱気が刺さってきたのを覚えてます。

なんちゅーかね、一種、異界ですね。フリークスの集まりですから。
やがて時代はくだり、清潔で気持ち悪い倫理が世を覆い、見世物小屋は姿を消しましたな。
小人プロレスを指して、残酷だ!と罵った潔癖性の人たちは、じゃ、小人さんたちの食い扶持をどう考えているんでしょうかね。
だいたい、小人さんを異形だというんだったら、超人的な動きを売りものにするアスリートたちは、皆、異形だし、それこそ残酷のそしりを免れないんでないか?(笑)

プロレスはきっと、見世物小屋の力比べが起源でしょうな。K1は漂白されすぎちゃって、虚実皮膜の部分が、ないからダメです。

ブルース・リーがいて、大山倍達がいて、アントニオ猪木がいて、梶原一騎がいて、みんな時代を背負ってギラギラしてたように思いますわ。
彼らもきっと、禅とかヨガなんかとおなじで、対抗文化の一翼を担っていました。
今から考えると、みんな虚構を背負った、こしらえもののヒーローでした。オレたちは、時代という巨大な見世物小屋のなかにいて、呼び込みの声にダマされて、それでもそこで繰り広げられる出来事に、目を輝かせてましたな。

サブカルチャーなんてぬるいもんじゃなくて、そんなもんは、アングラの終端が資本によって飼いならされたあとの姿で、論じる価値なんてなくてね。
富樫雅彦や山下洋輔のジャズ、唐十郎や瓜生良介の芝居、若松孝二や足立正生の映画、赤塚不二夫のギャグ漫画、ハイレッド・センターの美術、暗黒舞踏、布川徹郎や豊浦志朗のルポ、そして筒井SFと風太郎忍法帖……等々、みんな、時代を背負ってギラギラしてたじゃないですか。

今じゃ、辛うじてサーカスがありますかね。

日本のサーカスの起源でもある、見世物小屋自体は、江戸時代に隆盛を極めて、細工、動物、軽業、生人形に分化していきます。
なかでも、軽業は、幕末に活躍した、軽業師の早竹虎吉を中心に、江戸で爆発的な人気を誇っていたんだとか。で、いち早く海外で興業した彼の芸が、歌舞伎の題材を取り入れ、物語性を持っていたんだとか。
なんだか、サーカスとバレエ、演劇などがそれぞれのジャンルを越え、新しいパフォーマンスが次々に生み出され、サーカスにとって新しい時代の分岐点となっている「今」の視点から見て、非常に興味深いものがありますな。

どいつもこいつも、病的潔癖性おばさん連中によって、消されちゃったけれども。

あ、でも、考えてみれば、大スポ・東スポなんて新聞は、思いっきり見世物小屋的感覚か。小屋という形態は滅んでも、こうしたいかがわしいものを見せる場は、必ず、どこかに存在するのだな。

ああ、久しぶりに、小沢昭一がまとめた『日本の放浪芸』が観たくなりました。

2007年6月19日火曜日

オレのジッポー


映画を見ているとですな、細部や背景にばっかり目がいくのですよ。ストーリーはよほど丹念な作品でないかぎり、大抵は1/3も過ぎたあたりで面が割れてしまうし、そうなれば描写力を見るということになるのですが、これはべつに、ヤマ場を見なくっても、任意のワンカットを見れば、大体のことがわかります。
念入りに、精密につくった作品は、無差別に抽出したワンカットを見ただけで、それとわかるもんです。
光線、カメラのアングル、時代考証、その他、その他…、こういうものは、よってたかってどのワンカットにも滲み出ているものでなければならんですから、一瞥したらわかるってもんで。

その一瞥で、これは!となるものであれは、たとえストーリーが、ヤマ場が、結末が予想通りになったとしても、オレは不満を覚えません。

ストーリーが早くも割れてしまい、しかも一瞥したカットがさほど期待を抱かせてくれないとなると、婦女子さんのお尻を眺めるよりも、むしろ細部やら小道具やら背景やらを、じろじろと意地悪く眺めているほうが、まあ楽しいです。陰気っちゃ陰気ですけどね(笑)

でもね、背景に自分が行ったことのある町やら路地やら野やら山やらが出てくるとね、もうダメですね。映画なんかそっちのけで、そのころのことをあれやこれやと思い出すのに忙しくなって、温かい湯に全身を浸したような具合に回想にもたれかかることが出来て、心地よかったりもします。

小道具を見てるときって、たとえばライターならライターで、第2次大戦を扱った映画なら、アメリカ兵はジッポーを使っていなければならないし、ヨーロッパ人とナチスなら、イコムを使っていなければならん、という具合になります。
どっちのライターも、ブリキ板を折って畳んでつくっただけの素朴なライターだけれども、着想は抜群ですな。

で、ジッポーの話。

ジッポーは、輸入ライターが高価でしかも壊れやすいことに腹を立てたひとりのオッサンが、奮発して開発した作品だということになっているんですが、商品名をつける段になって、ジッパーをチャッと引っ張ったときのあの音が大好きだったので、それをひねって、ジッポーと名付けたんだとか。

ブランド名というのは、一度ヒットすればそれ以外のどんな名前もダメだと感じられるものだから、今では、ジッポーのほかにこのライターの名前はどう考えようもありません。

アメ車のように油を食い過ぎる欠点はあるものの、このライターはまことに有能で、正確で、百発百中で、雨も風もかまうことなく火を起こし、壊れる箇所がほとんどないという、名品中の名品。しかも、安価。

いつだったかの広告に、傷だらけのライターの写真が出ていて、「第2次大戦中、ヨーロッパに上陸した最初の部隊の最先端のアメリカ兵が持っていたライターです」とキャプションがあり、ほんまかいな?と、真剣に考えれば思わんこともないのですが、それもありかも、と思わせるものが、ジッポーにはありますわ。

「カリブ海で釣ったサメの腹を開いたら、ジッポーが出てきた。試しにパチリとやってみたら、火が点いた」なんていう、いやいやそこまでは言い過ぎだろう!なんて広告もありましたが、そういう逸話を語らせたくなるのも、ジッポーならではのことで。

オレは、このライターが好きで、何年となく愛用してるんですが、始終、落っことしたり置き忘れたりするので、もう何個買い替えたかわからんほどです。

日本サッカーが初めてワールドカップ出場を果たしたフランス・ワールドカップの記念ジッポーは、フランスでワールドカップを観戦中に、飛び跳ねていたら、なくしていました…。

喫茶店に置き忘れなんて、ざら。

部屋のなかでなくしたまま、ついに出てこないのもあります。

でもね、今使ってるやつは、なぜかなくならんのですよ☆

銭湯のロッカーに置き忘れたときはかなり焦りましたが、翌日取りにいくと、ちゃんとありました。
電車のなかにカバンごと置き忘れたときも、ちゃんと終点の駅に届いてました。
ライブハウスのフロアでガンガンに踊っていて、気がついたらなくしてたんですが、知らない人が、これは誰のや~!ってかざしてくれて、無事にオレの手元に戻りました。

じつは昨日、行方不明になりまして、どこでなくしたのかもさっぱりわからず、悶々としていたのですが、馴染みのタバコ屋さんにタバコを買いにいくと、にいちゃん、昨日タバコを買いにきたときにライターを忘れていったで~、と。。。

なんでタバコ屋でジッポーを出していたのかすら謎ですが(笑) ちゃんと帰巣本能が働いた模様で、本日、ちゃんと手元に。

これ、5年くらいまえに、ジッポー屋さんで一目惚れして買ったのです。
シェル・フェイスで、ロザリオがあしらわれたもの。たしか、ジャスト1万円です。

今度こそ、末永く添い遂げてほしいもんです(笑)

2007年6月18日月曜日

風俗店広告血風録


久しぶりに、風俗店の広告をつくってます。
4半期に1回くらい、やるんですけどね。

風俗店の広告と不動産広告というのは、広告業界では一番ランクが低い仕事とされていて、なんでランクが低いのかというと、制作の単価が安いのと、フォーマットがある程度決まってしまっているので、新しい試みを行う余地があんまりないからです。それでいて、クライアントさんの要求は、結構シビアです。

実際、駆け出しのクリエイターさんが日銭を稼ぐためにこの手の広告をつくっていることは多いし、でっかいプロジェクトを華々しく展開しているクリエイターさんでも、過去にこの世界を通過してきた人は、多いですね。

オレも今はエラそーな仕事が多いんですが、オレ自身がそんなにエラい人間では絶対にないので、バランスを保つ意味合いでも、この手の仕事を、ときどきやるようにしてます。もともと、風俗情報誌の編集長だしね。

ビートたけしが、どんだけエラくなっても、バカやることをやめないでしょ。気分的には、あんな感じですかね。

で、風俗店の広告というのは、すんごい保守的なところでしてね。
店名のロゴとかね、これでもか!というくらいに、装飾を重ねるんです。もうね、ベルサイユ宮殿か!といいたくなるくらいに(笑) また、それだけのために、結構高価なソフトが必要で…。
この、シンプル・イズ・ベストの時代に、どこまでも装飾的なのが風俗店の広告でして、まともな感覚の持ち主なら、もう少しシンプルに!って思いますから、そういうものも第2案、第3案として提出するんですが、通ったためしがない!
いや、これまでに何度か説得して、そうした広告でいったこともあるんです。
でもね、例外なく、撃沈ですわ。。。。

スポーツ紙や夕刊紙につくった広告を出すんですが、もう、シビアですからね。
店に来たお客さんに、どの新聞を見たのかを必ず聞くし、ちゃんと1人単位で集計しますから。
1日に広告を出して、初日に何人来て、次の日に何人来て…、雨の日はどうで、問い合わせの電話はどれくらいあって、この新聞に載せた広告で来た客が使った平均単価はどれくらいで…、って、ものすごく細かく集計します。
エクセルとか使わずに手作業で、しかも、普通の企業や広告代理店がやるよりもはるか以前から、かつ詳しく、やってます。

こないだ出した広告は、そのまえの広告よりも、来たお客が1人少なかったよ!どーしてくれるの!って、オレ、怒られますから(笑)
とにかくね、シビア!
しかも、普通の企業の広告担当者みたいにいいカッコしないから、遠まわしな言いかたなんてしないし、アカンやないか!コラーッ!なんて、普通に言われます。。。カネ返せ!とか(笑)

普通の商品広告は、それこそ商品そのものの魅力だとか、店頭での陳列だとか、消費動向だとか、いろんな要素が入ってくるので、純粋に広告の効果だけを軽量化するのは難しいのですね。

でも、たとえば、求人広告は、問い合わせの電話が何本で、実際に面接まで来た人が何人で、そのうち広告主がほしいと思う人材が何人面接に来て、最終的に何人を採用することが出来た、と、数量化することが出来ます。もちろん、問い合わせの電話の受け答えだとか、面接の方法だとか、採用に至るまでの要素はいろいろとあるから、純粋に広告だけの評価を数値化することはそれほど単純ではないんですが、それでも、問い合わせ電話の本数なんて、広告だけだし、普通の商品広告よりも数値化はしやすいのですね。

風俗広告は、もっと純粋で、まさに広告の力量だけ。
だから、広告屋としては、純粋の広告の力が試されるので、やっぱ、やりがいがありますわ。
どうやっても保守的なデザインしか出来ない、という制約も、燃える要素ではあるしね。

そして、なによりも、広告について、ど素人さんなのも、燃える要素ではあります。あいだに入る営業マンのレベルも低いですけどね。
でも、そういう場所で、自分がどれほどのことが出来るのかって、かなりシビアに試せるので、やっぱ、少しはかかわっていたんですね。
それなりの企業や代理店を相手に仕事をしていると、それなりに広告の知識があるし、まあ、ラクっちゃラクなんだけれども、そこに甘えちゃうこともあります。でも、風俗店相手だと、そういうことがないし、口も悪いし、常識もない人も多いし、かなり劣悪な環境ですわ。でも、だからこそ、楽しい(笑)

だから、彼らはおよそビジネスマンじゃないんですが、でも、厳しいですね。
売り上げや利益にたいしては、普通のビジネスマンなんかよりも、はるかにどん欲です。上昇志向も、強烈だし。

それでね、店名に込めてる想いって、すごいんですよ。
どんだけ男の妄想をかき立てるか!で、ものすごいパワーを使ってますわ。

ここで、オレが担当しているお店の実名を挙げるわけにはいかないけれども、大阪の有名どころの店名を挙げてみます。

ホテルだヨ全員集合
やんちゃな子猫
THE 銀猫
奥さま日記
癒し堂
イクる~ト
いけないおねだり
梅田人妻秘密倶楽部
すてきな奥さん
ハッスルキング
プチ恋愛
T-バックアカデミー
VIPシークレットクラブエクセレンス
素人遊戯処 人妻茶屋
恋愛塾
あぁいい女
愛馬夫人
奥様と秘密の関係
なんば平成女子学園
半熟ナース
未熟な人妻
愛影-ai-shadow-
艶姿
イヴの楽園
異人姦
いけない奥さん
イタズラ平成教育委員会
AF戦隊 イレルンジャー
OL痛快くらぶ
大阪Cawaii
大阪㊙美女コレクション
おかえりっ
お蝶夫人
おねだりマニア
超特急便:::Ora☆Ora:::
関西ヌコーカー
関西モデル倶楽部
関西ロリっこプロジェクト
club白豹
さくら組
借金妻
性純萌え学園
性道会館
露出倶楽部
つまっぷ×つまっぷ
妻乱
ぽっちゃり専科「でぶまる子ちゃん」
どこでもいいとも
ドールの森
ヌッキーマウス
人妻小町
ファイナルアンサー
マイフェラレイディ
桃とクリ
YO-EN


ね、凄まじいでしょ。
なんでもありで、センスなんてどこにもないんですよ。これでもか!って店名ばっかり(笑)
これをね、料理せねばならんのです。。。
この、店名に込められた想いを、広告で具現化してやらねばならんのです。。。



今日は、こんなの聴いてます。
シカゴのシンガー・ソングライターにして、マルチ・インスタルメンタリストのアンドリュー・バード!
革新的なヴァイオリン奏法や魅力的なボーカルもさることながら、おそらくは世界一の口笛吹き☆


『Armchair Apocrypha』
ANDREW BIRD

2007年6月17日日曜日

『ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ』


仕事で、今さらながらに、ゲンズブールの『ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ』を観るハメになったのですが、よく考えたら、ちゃんと観てなかったような気もして、ほいで、ちゃんと観てみたら、やっぱりちゃんと観ていないことが判明しました。

主人公の女は、ショート・カットにペチャパイの少年美、ジェーン・バーキン。で、監督・脚本・音楽が、セルジュ・ゲンズブール。
と来れば、当然これは、愛の物語以外にはありえませんな。

しかし、改めて観てみるとですな、本作における、ジェーン・バーキンは、目映いばかりの美しさを誇ってます。いわゆる、通俗的なエロチシズムからはほど遠いはずなんですけどね。
俳優の輝きが監督の愛によって磨き出される好例は映画の世界に数多ありますが、バーキンが単にゲンズブールのバービー人形であったならば、こうはいきまへん。ここにあるのは、彼女が後年、『ラ・ピラート』や『カンフー・マスター』でみせた円熟名演の萌芽です。うん、すでに萌芽がありますな。

といって、ゲンズブールにとって、本作は、初の映画監督作品。彼は、10年強の時間を私生活のパートナーとして共にしたバーキンの、内奥に秘めたる輝きを、銀幕狭しとちりばめてます。
そして、バーキンは言います。あんなに美しく撮られたことはない。そして、あんなに幸せだったこともない、と。
このひとことが、すべての言葉を粉砕していきます。まさに、映画、です☆

ある日、バスルームで鼻唄を歌っていたバーキンの擦れ声に、ゲンズブールは、以前、当時の恋人ブリジット・バルドーのためにつくったお蔵入り曲の存在を思い出します。それが、『ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ』。この映画は、ゲンスブールとバーキンによるエロティックな歌詞と喘ぎ声が物議を醸した、あの大ヒット・チューンがモチーフになってます。

「愛してる(Je t'aime)」
「オレ? さあね(Moi non plus)」

この映画は、無防備な女と、男しか愛せない男の、居場所のない者同士による「連れション」のような物語です。

カラスの死骸。
使い古された便器。
ゴミの山。
立ち小便の立ち上る湯気。
埃舞う大地。
マッチョな男同士のカップル。
醜女のストリップ。
アナル・セックス。

ゲンスブールの美意識は、活写する対象を選びません。スクリーンには、ただそこにあるものが映し出されるのみです。まるで、ゴダール。

ゴミ収集のゲイ・カップルが立ち寄った田舎町のカフェ。殺風景な店内をとり仕切るのは、痩せこけた少年のような美女、ジェーン・バーキンです。
男のうちのひとり、クラスキー(ジョー・ダレッサンドロ)は女と恋に落ち、同性愛の恋人パドヴァンは激しく嫉妬します。クラスキーは、女の外見のみならず、彼女に内包する「少年性」と恋に落ちる…。

いざ抱こうとしても不能になる男。
私を男だと思って!と言って、尻を差し出す女。
アナル・セックスの悲痛な叫びは生々しく痛いのですが、観る者は、愛し合う若い2人の無邪気な無軌道を祝福します。このね、満ち溢れていく、微妙な幸福感がいいんですよ。

ハイライトでもあるダンス・シーンの、永遠に続くかと思わせる官能的なキス・シーンを導き出すのは、ゲンズブールの食い入るようなカメラ、視線です。このあたり、エロオヤジ、ゲンズブールの真骨頂なのですが、単なるエロに堕していないのは、ゲンズブールが、官能に至情の美を見いだしているからでしょう。

それでも、幸福は続きません。
彼女の中のオンナが剥き出しになる瞬間、勝手なクラスキーはオンナを拒否し、同性愛の恋人パドヴァンと立ち去るしかないのでした。

このあっけない幕切れに、オレは、意味を求めようとは思いません。
この美しいフィルムに記録されたものが、愛に他ならないから。

ほら、抜けるようなさわやかな青空に、意味なんてないもん!

やはり、というべきか、当時、露悪趣味と酷評を浴びた本作を絶賛したのはフランソワ・トリュフォーで、私の映画なんかわざわざ観に来る必要はない。暇があったらゲンズブールの映画を観ろ。あれこそ芸術だ!と、小気味いいことを言っています。

バーキンの小動物のような躍動美は、稀代のナルシスト、ゲンスブールとの関係においてのみ見い出されたものだったろうし、逆に、バーキンなくしてはゲンスブールもこの魅力的な名品を作り得なかったでしょうね。ラヴ・アンサンブルの完全勝利(笑)

ゲンスブールの没後も、彼の作品のみを歌い続けるジェーン・バーキン。アラビックにリアレンジされたゲンスブール曲を歌う彼女の、瑞々しさに溢れた逞しい唄声に、連続する人生の再生と唄の強さを思います。





『Je T'aime... Moi Non Plus』
Jane Birkin & Serge Gainsbourg

2007年6月16日土曜日

大仏プリンがご来阪(笑)


来週の水曜、近場の人が集まってオフ会をやろう!ってことになってまして(返信まだの方、よろしくです~)、奈良のgoutさんにも、どうかな、と思いながらインビテーション・メールをお送りしたのでした。
ぜひ一度お会いしたいなあと思っていたし、今度の宴会は比較的年齢層が高いので、大阪で夜の宴会だから奈良からだとしんどいかな~、と思いながらもお誘いした次第。でも、その日は宿泊の予約が入っているので難しいかも~、とのご返事だったのでした。

で、そのかわりというわけではないけれども、本日のお昼、ご来阪。
寧楊さんが毎週金曜日にマスターをやってるカフェにですな、来られる、と☆

goutさんとお会いするのは、初めて☆
毎度のことながら、mixiでさんざん絡んでからお会いする方に、初めまして!って言っていいものかどうか、迷いまくります(笑)
ほんと、不思議な関係ですわ~。

でも、じつはそんなことを考えるまでもなく、メールでやりとりした末に、カフェの近くで地図を広げて場所を確認しているふうの婦女子さんを発見。goutさんに違いないと思って声をかけたら、やっぱりgoutさん☆ なんだか、思いがけず出会ってしまいました。

オレはもともとが緊張しないタチですが、さんざんmixiでからんでいるので、一瞬で打ち解けましたですな。
お昼の1時に来られたのですが、夕方5時まで、相方さん、寧楊さんを交えて、延々とおしゃべりしてました。
初めてmixiで出会ったときのことや、おなじ奈良のマイミクさんのことだとか、ご主人のことだとか…、いろんな話をしてました。
相方さんとgoutさんはおなじ大学の出身で、おたがいの学生時代の話をしたり、オレはオレで、むちゃくちゃなこれまでの人生をかいつまんで話したりしたのでした。あ、相方さんとはニットの話なんかもしてはりましたな。

寧楊さんとあとでチラと話したのですが、goutさんは、すごくちゃんとした大人の方でしてね、オレなんかと大違いで(笑)
で、オレは、最近、ちゃんとした大人と話をしていないので(なんかね、言葉の通じない役人やエキセントリックな大人ばっかりとしゃべってる…)、久しぶりに新鮮なかんじがしましたですよ。自分の平衡感覚を保つためにも、ちゃんとした大人とちゃんとした話をしないとダメだなあ、と、自戒しましたです、はい。

あと、おたがいの仕事のことだとか…。
そう、goutさんは、奈良で宿屋をされていらっしゃいまして、日記冒頭に書いた、宿泊の予約が~、というのは、そういうことなのです。
えーっと、もちろんお宿のサイトもあるのですが、ご本人がリンクを貼られていらっしゃらないので、ここで貼っていいものかどうか。。。goutさん、ご紹介したいのですが、いかがですか?

ペンションでも民宿でもなくて、「小さなホテル」なんです。
ゲストルームです。
全20室。
ボリュームたっぷりで焼きたてのおいしいパンがいただける朝食がついて、1泊の平均価格は7000円。
フルコースのディナーは4000円。
ギャラリーや小さな図書館も併設されているお宿です。
正倉院の北側に、あります。

サイトを拝見するかぎり…、
品のいい、アットホームだけれどもプライベートは確実に確保出来るような、隅々まで気配りが行き届いているかんじの、いいお宿なのですよ。家族経営だというところに甘えていなくて、ちゃんとしているかんじの。

で、オレ、このサイトを拝見したときに思ったのが、ヨーロッパを旅していたときのことでした。

ヨーロッパだと、10ドルや20ドル程度で、ペンションでも民宿でもない、家族経営の小規模だけれども、きちんとした気持ちのいいサービスを受けられるホテルが、たくさんあります。
でも、日本だと、ないですね。
同ランクの料金の宿を探すとなると、民宿かペンションか、もしくはビジネスホテルになっちゃう。。。

たとえば、個室でちゃんとプライベートは確保されているけれども、広い食堂やリビングがあって、そこに行けば、宿のオーナーとふれあうことが出来て…、なんてところ。

ポルトガルのポルトで泊まっていた宿では、食堂で本を読んでいると、すっと紅茶が出てきました。
それがきっかけで、オーナーと、ポルトガルの紅茶にまつわるあれこれのお話を聞くことが出来ました。
エジプトのカイロで泊まっていた宿では、アラブ人の男性が着ているワンピース(名前、忘れちゃったよ!)がほしくて、宿のオーナーに聞いたら、まともな値段で良質のものを売ってくれるお店を紹介してくれたうえに、裾直しまでやってくれました。
それでいて、部屋のたたずまいや一般的なサービスは、ホテルそのものなんですね。
そういうお宿がね、ヨーロッパにはたくさんあります。
でも、日本だと、滅多にないですね。

goutさんのお宿は、まさにそういうお宿で、だから、「小さなホテル」なんです。
お話を伺っていると、やっぱり、ご自身のヨーロッパ体験が、そうさせているのだとか。

もうね、相方さんも寧楊さんも、これは一度は行かないと!ってかんじです☆
いやいや、大人の宴会チーム、これは奈良遠征ですかね。

そうそう、今回のご来阪で、手みやげをお持ちいただいたのでした。
こっちは、誰ひとりとして、なにも用意していないのが、大人と子供の違いです(笑)

その手みやげというのが、大仏プリン(笑)
奈良の「Season」というお店がつくっているプリンなのだとか。デカイだけじゃなくて、もちろん美味かったです。あっさりしていて、巨大な量でも意外と食べられてしまうシロモノ。。

相方さんの顔とそっくりの巨大なプリンで、もちろん相方さんの顔の横に置いてガッツポーズ付きの写真を撮ったのですが、さっき、間違って消去してしまった!!!! す、すんません(涙)
なので、画像は、お店のサイトからパクってきました。。。。



で、今日は、goutさんとgoutさんのご主人がお好きな、カエターノを。

Caetano Veloso / Sozinho

http://www.youtube.com/watch?v=zM5Hct1VrZY

2007年6月15日金曜日

「あれ」と「これ」と「それ」

相変わらず、『知るを楽しむ』を見ておりやす。

今月、月曜は、金田一秀穂。
金田一京助の孫で、金田一春彦の息子。
しかし、言語学者が3代続いて世襲ってすごいですな。

秀穂が一番出来が悪そうなんですが(笑)、でも、この人はときどきテレビで見ていて、おもろいですね。人懐っこい、明るさがあります。
それと、先生をしていて実際に教壇に立っているので、話が軽妙洒脱で、聞いていて心地いいです。

さて、そんな金田一秀穂さんが、「あれ」と「それ」と「これ」の違いについて、話してはりました。

プロの物書きとしては恥ずかしいかぎりで、あんまり考えたことがないんですが、
物理的な距離の違いで、「これ」が近くにあるものを指していて、「あれ」は遠くにあるものを指していて、「それ」はその中間くらいにあるものを指しているのかいな、くらいに思ってたんですよ。

そしたら、全然違う。



正解は、ですな。





「あれ」が遠くにあるものを指す。

「これ」が近くにあるものを指す。

ここまではよろしい。

問題は、「それ」。











「それ」はですな、
AさんとBさんがいて、Bさんの近くにあるものを指してAさんが話す場合、「それ」をつかうのだ、と。

だから、
Bさんのすぐそばに新聞があったとして、
Aさんは、Bさんに、「それをとって~」と言います。


な、なるほどなあ。
たしかに、そうですわ。

外国語を覚えたり、日本語を外国人に教えたりするとよくわかるんですが、
いかに、日本語を無意識に使ってるか、っちゅーことですな。
ちゃんと定義付けするとなると、よくわからん。でも、自然と使えてる。。。。

普通はそれでいいんですが、オレは、それでメシを食ってるんで、そういうわけにもいかんので、もうちと、勉強します…。。。

これをあれして、それはあれで…、とか、言っちゃダメなんでしょうね(笑)


大好きな日本語使いのミュージシャンは数多いますが、今日はこの人☆

本日の1枚:

椎名林檎 / 『真夜中は純潔』

2007年6月14日木曜日

好きということの凄まじさ

院長と仲よしになってしまったので、接骨院に毎朝通ってます。
阪神タイガースの話しかしないですけどね(笑)

さて今日、30過ぎの青年がですな、松葉杖をつきながら、奥さんに付き添われて治療に来てました。
電気をあてているとき、隣同士だったので、少し話をしたのでした。治療はカーテンで仕切られたスペースで個別に行うんですが、電気をあてているときは、いろんな人と一緒なので。
じつは、この彼とは、3日連続で一緒になっていて、よく話をしてます。

彼、右足の指が、親指から外に向かっての3本が、ないんですね。
山をやっていて、ヒマラヤのどこだったかの山に登った際に、ブリザードに遭って、野宿するハメになり、凍傷でやられたんだとか。
で、補助的な義足を使っているんですが、ほら、足の親指がなくなると真っ直ぐに立つのが難しくなるから、身体のバランスを崩すみたいなんですね。それが腰にきたらしく、治療。

でも、また山をやりたいんだって。
奥さんは、嘆いてはりました(笑)
サラリーマンだから、何ヶ月もまとめて休むこと自体が無理だし、ただでさえ危険な山に、死ぬ可能性すらあるのに、なんでまだ登りたいのか…、と。

もちろん、この彼は、奥さんがいらっしゃる立場をじゅうぶんに理解していて、もう山に登ることはないんだろうな、というこれからの生活を、しっかりと受け止めているふうでもありました。

オレは、この彼に言わなかったけれども、本当は、次のようなことを言いたかったのでした。

他人だから言えることだけれども、と、前置きをして…、
好きなことをやって、仮にそれで命を落とすことがあったとしても、それは幸福な人生だと思いますよ、と。

あくまで、他人だから言えることとしてね。

オレは山男ではないけれども、旅をしていたころは、いろんな山に登ったんですね。
で、いろんな山男を見てきました。

長く山をやっていると、誰もが、友人の何人かを山の事故でなくしていて、ときには、その現場に自分がいるケースも少なくないようですね。さらには、なお、そのとき死んだのが友人であるのは運命のようなものであって、それが自分であってもまったく不思議ではない時間を、彼らは持っています。
よく、山での遭難事故にたいして、
「山を甘く見た」
と、簡単に書くメディアがあります。
でもそれは、少し違う。
それは、そう簡単にいえる問題では、ないですね。甘さゆえの事故が起こって死ぬ場合もあるけれども、彼らの多くは、山のベテランです。ひとくちに甘さというけれども、どんな人間であれ、甘さ、弱さは、持っていて、その弱さを、常にねじ伏せておけるように、人間は出来てはいません。

オレの知っている山男たちは、山では、大変な努力家です。死なないために、出来うるかぎりの努力をし、考えられるかぎりのことを考えています。
でも、それでも、なお、運命としかいいようのない気まぐれで、ホロリと、甘さが出るのですね。それが、人間だ、としかいいようのない気まぐれさで。
うっかり、
安全と思って、アンザイレンなしで行くときもあります。

本当に自分の生を安全に生きるのなら、山に行かなければいいのですよ。
しかし、人は、ついつい、危険を承知で頂きを目指してしまうものだしね。山の事故というのは、つい、山を甘く見てしまう瞬間もあるという人間の弱さをも含めた、巨大な不可抗力のなかにおいて、多くは起こるものです。

そういうことは、山をやったことがない人には、わからないかもしれないですね。

でも、好き、ということは、そういうことなのではないかと、オレは思うんですよ。

オレだってさ、1日に15時間とか20時間とかPCのまえに座って、せっせとモノつくってます。
おかげで、肩やら首やらの凝りに長年苦しめられて、病院通いですよ。
のめり込みすぎて、メシを食べるのも忘れて、吐くことだってありますわ。
このままだと体力が蝕まれていくのはわかるんだけど、でも、それで死ぬんだったら、それはそれでいいかな、という気分は、どこかでありますね。


病院で会う彼は、底抜けに明るくってね。
好きなことを存分にやってきた満足感が、足の指をなくしたダメージよりも、はるかに上回ってるんですよね。
好きなことをやるってことは、そういうことですよ。
彼の奥さんが、そのことを理解出来ないふうなのは、仕方がないことなのかもしれないけれども…。




何年かに1回の、シオン・ブームがオレのなかで去来しておりましてね…。今年は本当によく聴いてるわ。


SION / 好きで生きていたい

2007年6月13日水曜日

キュウリ味のペプシ



キュウリ味のペプシ、ついに発売になりましたな~。

いつ発売になるのかなあって、ずっと思ってたんですが、昨日、マイミクさんのにゃごさんがいよいよ明日発売!って日記を書かれていて、満を持して買いにいった次第。いや、そんなに頑張る話でもないですが(笑)

いや、キュウリ風味の炭酸飲料ですが、案外、いけるんじゃないかと、じつは密かににらんでいたんですね。さっぱりしてそうだし。

でも、ここんところ、失敗続きのオレ。

カルピス豚汁は、カルピス風味がどうにもダメだった。
牛乳+サッポロ一番塩ラーメンの組み合わせは、ゲロゲロだった。

なので、ここは一発、逆転ホームランを狙いたいわけですよ。

んで、朝イチ、接骨院に行った帰りに、コンビニで購入。
家に帰って、封を切り、おもむろにグイッ!

ん~~~~~~~~~~~~~~。
まずくはないですが、あってもなくてもいいシロモノ(笑)
キュウリの味って、ほとんどしません。
あ、でも、あんみつ食ってキュウリ味のペプシを飲んだら、まあまあキュウリの味がしました☆
でも、やっぱり、あってもなくていいシロモノ(笑)

なんかね、メローイエロー飲んでるみたい。
って、メローイエローを知ってる人がどれだけいるのかわかんないけれども。




いよいよ夏ですな☆ なので、軽やかなギターポップを。カナダなのに、UKマナー。
なんとなく、キュウリ味のペプシっぽくない?(笑)


Sunshine State / Are you noisy sunshine state?

2007年6月12日火曜日

しらふよりも酔っぱらってるほうが罪は軽い?


導入に向けて試行錯誤が続いている裁判員制度。
模擬裁判が、あっちこっちで行われているみたいですね。

昨日だったか、テレビか新聞かでちらっと飛び込んできた話で、こんなのがありました。

酔っぱらっている状態で殺人を犯した場合と、しらふの状態で殺人を犯した場合、どちらの量刑が重いか…。

これ、裁判員が出した結論は、酔っぱらっている状態で殺人を犯した場合のほうが、量刑が重い、と。
要するに、酒飲んで酔っぱらうのは勝手だし、当人はそのためにタガが外れやすいことも承知しているのだから、酒飲んだ末に殺人を犯すほうがよっぽどタチが悪い、と。

ところが、これまでの判例、つまり法律家の感覚だと、酔っぱらっている状態というのは、ある種の心神喪失状態だから、情状酌量が認められて、しらふの場合よりも量刑は軽い、と。

裁判員というのは、過去の判例に縛れることなく、議論を尽くした末に、決められた量刑の範囲内で、印象レベルで量刑を決めてもいいことになってます。
そうして、市民感覚を裁判の判決に反映させたいってことですが、裁判官と裁判員って、やっぱ、感覚が違いますね。

これ、なかなか興味深いデータだと思いました。

逆のケースもあって、
斟酌すべき事情もなく、誰が見ても悪い場合、さあ量刑をどうしよう!となった場合、一般的に、裁判員よりも裁判官のほうが、厳しい量刑を出してくるみたいです。
裁判員が、これは懲役6年が妥当なんじゃないんかといった場合、裁判官は、懲役8年くらいを思っている場合が多い、と。

ただ、裁判員が参加する裁判というのは、ヘビーな案件にかぎられていて、死刑か無期懲役か懲役20年か、といったものだけです。
ということはですな、死刑か無期懲役かなんて重大な決定を、裁判員はせねばならんわけで。
これ、厳しいですね。
国家に殺人を負託する決定を、一般人の裁判員が出来るんですかね?

たとえば、山口県光市の母子殺害事件は、最高裁で高裁への差し戻し決定がくだり、高裁で再審議がはじまっています。
そこに、自分が裁判員として参加していたとして…、
これは相当に厳しい決定を迫られますよ。
オレは、死刑制度は廃止すべきだと、薄々ながら思っています。
えん罪であった場合の不可逆性はさておき…、
国家が神の代理行為としての殺人を犯していいとはやっぱり思えないし、殺人を仕事とする職業が公式に存在し、その人の報酬の一部を税金というかたちでオレも支払っているのだという図式は、やはり想像したくないのですね。
でも、一方で、奥さんと子供をむごたらしく殺された夫の元村さんの無念は痛いほど、わかりすぎるほど、わかります。そして、あの犯人に、もはや更正の可能性などないのだということも、わかります。
さらに、日本には、終身刑がありません。
外野にいれば、いろいろなことが言えます。
でも、自分が決定を下す当事者だったとしたら、答えの出しようがないようにも、思います。

しかも、日当、1万円で。
ちなみに、そういうヘビーな案件の裁判は、それなりにキャリアのある裁判官が担当しますから、そういう裁判官の年収は1000万円を超えますから、おなじ席で決定を下す仕事をしても、ギャランティが全然違います。
こうした決定は厳粛なもののはずだから、ギャランティの大小は問題ではないでしょうが、裁判官と裁判員のギャランティの差は、少し大きすぎやしませんか。


今日、神戸地裁が、裁判員制度のことを知ってもらうという企画で、なにやらスローガンの入ったトートバッグを配っていました。
役所というところは、本当にどうしようもないなあ、と思ったですよ。
スローガンの入ったトートバックなど受け取ったところで、裁判員制度を知ったり、理解を深めたりする人など、ひとりもいません。
方法は、他にいくらでもあるはずなんですけどね。

2007年6月11日月曜日

コックリさん


今日、女子大生&男子学生の集団を取材していたのだけれども、取材が終わってから、ふいに、コックリさんって知ってますか?と、問われたのでした。

もちろん、知ってます。

つか、今の若い人たちは、もしかしたら、コックリさんを知らんのですかね?
どーも、知らんらしいのですよ。

オレが小学校のころかな、大流行しましたですな。で、お決まりの、PTAによる禁止令のお触れも出て…。

まず、50音の文字列とYES、NO、鳥居が書かれた紙と10円玉を用意してですな、全員の人差し指で紙の上に置いた10円玉を押さえてですな、
「コックリさん、コックリさん、ここは太陽系、第3惑星地球、日本の××県××市××町です。どうぞおいでください。もしおいでになられましたら「YES」へお進みください」
と唱えるとですな…、

コックリさんが降りてきて、あらま不思議、10円玉がひとりでに動き出すわけですよ。

で、いろいろと質問していくと、10円玉が文字列上を動いて、コックリさんが回答を示してくれるわけですよ。

ひとりでやると、コックリさんが憑依するからやってはいけない!と、恐ろしいことを言われてましたな。

で、コックリさんはお稲荷さんの使いなので、ヤバいことになったときは、油揚げをお供えするといい、なんてことも聞きましたが、さて、お供えは、一体全体どこに持っていけばいいのか?
そもそも、10円玉はなぜ動くのですかね?

よくよく考えてみると、わからんことだらけです(笑)


さて、むかし、ベトナムに行ったときにこと。
驚いたことに、ベトナムでは、当時、コックリさんが流行っていたのですよ。
ベトナムもまた、占い、おまじない、異説、妄譚、淫祠、迷信、伝説、御託宣、南国の暑熱と湿気で培養されたそれらの八百万の神々にひとかたならず打ち込んでいると知らされても驚くことはないし、軽蔑や嘲笑よりはいつも底部に共感と予感を抱かせるんですが、まさか、かの地でもコックリさんが流行っているとは、ちょっとした驚きでしたですな。

しかも、名称まで、日本語そっくりの、コックリさん…。
たしか、漢字で書くと、狐狗狸。キツネとイヌとタヌキですな。東アジア全域に棲息する、低級霊なのか?
でもたしか、コックリさんの原型は、アメリカで流行ったゲームらしいですな。もちろん、オカルトと結びついたのは、日本でだけど。

ちなみに、コックリさんが出来るサイトを発見しました。

2007年6月10日日曜日

ここまでヒドい症例は滅多にお目にかかれません

と、言われてしまいましたわ。。。。。

えーっと、原稿用紙からPCに変わったとはいえ、机に向かって黙々と作業する生活を続けて20年。
慢性の凝り症。
五十肩を30歳で迎えた早熟のオレ。
左肩が痺れ、電気が走るようになって3年。
今年の4月には、首まわりの筋肉が固まりすぎて、前後左右上下どの方向にも1mmも動かせなくなりました(笑) 自力で治したけど…。
で、最近、
左肩の肩甲骨に、異様な痛みが走るようになったんですね。もう、左腕が引きちぎれそうというか、いっそのこと引きちぎってくれ!ってかんじで。

病院、遠いし、嫌いなんです。大っ嫌いなんです!!

なので、これが肩こり、もしくはPC仕事から来る眼精疲労が原因なのなら、病院になど行きません。生活環境を改善せねば根治出来ないことは容易に想像出来ますから、対処療法しかしない病院に、気休めに行っても仕方がないではありませんか。。。

でも今回、痛みが普通ではなくて、もしかしたら神経が障っているかも?と思い、ヘルニアを心配して、病院に行くことにしたのですよ。

ほいで、こないだ、阪神百貨店の沖縄物産展を取材した折りに、いい病院があるよ!と、紹介してもらったので、そこに行くことにしました。

行ってみれば、なんのことはない、阪神タイガースの選手を多数クライアントに抱える接骨院。
じんない接骨院・鍼灸院ってとこなんですけどね。

医者がたくさんいて、元気がよくて、陰湿なところがまったくなくて、体育会系の明るさが満ちている珍しい病院ですわ。ほら、接骨院とか鍼灸院とか、じじくさいイメージがあるじゃないですか。

土曜の午前中、割合と混雑していましたが、それでもすぐに診てくれました。それも、院長が。
阪神からの紹介で、と言ったのが効いたのかしら(笑)

んで、ひとしきり症状を説明して、原因と思われる生活環境を説明して、診察してもらいました。
腕をいろんな方向に動かしたり、触診したり、いろいろしてましたが、診察結果は…、

切って開いたわけではないから100%ってことではないけれども、神経が障ってるってことはまずない。万が一そうだったら、腕が指先まで痺れているはずなので、今は肩甲骨だけだから、緊急を要する性質のものでもない、と。
で、
結論としては、極度の凝り。。。。

なんじゃらほい!(笑)

しかし、この院長、言いたい放題でしてね。

すべて凝りから来てるもんですけど、ここまでヒドい症例は滅多にお目にかかったことないですわ~、と。

患者をまえにして、そんなことを言うんじゃないよ!(笑)

さらに、阪神タイガースの試合の話になり、前夜は深夜からひどい雷雨だったので天気の話になり、仕事してたらすごい雷雨でビックリした、とオレが言ったら、院長、ボクは寝ていたので全然気がつきませんでしたわ~、わっはっはっは~、って…。。。

オレは、思いやりのない言葉を吐く人は嫌いですが、こういう種類の本音丸出しの無神経なモノ言いをする人は、好きです(笑)

結局、電気を20分あててもらって、肩甲骨を中心にマッサージを20分してもらって、〆て850円
初診料が500円で、診察及び治療が350円。
次回からは、350円。

なんか、気休め程度には肩が軽くなったような気がせんでもないんですが、それももって1時間。
家に帰るころには、痛い肩に戻ってましたわ。

この凝りは強烈ですから、しばらくは出来るだけ毎日通院してもらいたい、と。
350円なので、時間がつくれるかぎりは来てやるよ!と、上から言ってやりました(笑)
おもろい院長だし、宗教がおたがい阪神タイガースなので、しばらく付き合ってやることにしました。

2007年6月9日土曜日

20代後半と30代に捧げる画像詰め合わせ。(改)

メインの年代は、も少し上やと思うんですが、まあ見てみなはれ
泣かせます☆




魔界村のファミコン
コスモスの自販機
鉄骨飲料
ハッピーバード
野球盤
スーパーマリオのふで箱
5段変則のスポーツタイプの自転車
ガンダムのもビルスーツ
ねじり鉛筆
おはじき
タケちゃんマンとブラックデビル
ぬ~ぼ~のチョコ
カエルのコロちゃん
ゲームウォッチのオクトパス
ゲームウオッチ・マルチスクリーンのドンキーコング
ロッテのコーヒーガム
コカコーラのビンの自販機
つくば博
シルヴァニアン・ファミリーズ
スイミー
スーパーカー消しゴム
スーパーカセット・ビジョン
タケコプター
メカゴジラ
ソノシート
ソフトグライダーのスピットファイヤー
キング・ダイヤモンド
タマゴラス
M&M's
どらじゃん
矢沢猫吉
はじけるおいしさ!のバチバチキャンディ
はちみつレモン
パチリンカメラ
はれときどきぶた
パンチガム
トミーのぴゅう太
ブタミントン
フラワーロック
水中モーター
ミスター・ビブ
モーラー
モコリンペン
アップルのお風呂セット
ローラースケート
ロボダッチの宝島
学研の科学と学習
FM-7
PC-6001MK2
オハヨー牛乳
岩倉具視の五百円札
合成人間ビルケ
超合金
円柱型の赤い郵便ポスト
赤チン
速球王Pro
5段式のふで箱
地球ゴマ
メローイエロー



懐かしすぎるのが、ぞろぞろ☆



バックで歌っているのは、馬場俊英です。

2007年6月8日金曜日

京都神社仏閣巡り番外編 動物園の巻

水曜は久々のオフ。しかも、オレと相方さんの両方がオフ。
んで、どっか行こか、と相成ったわけですが、たまにはお寺さん以外のところに行こうかということになり(考えたら、長いこと、お寺さん以外のところに2人で行ってません。笑)、動物園に行くことになったわけです。

京都市動物園、こんなところです。

南禅寺の近くにありまして、全然おっきくないんですよね(笑)
ほいで、旭山動物園みたいに見せかたに特段の工夫があるわけでもなく、珍しい動物がいるわけでもなく、なんの変哲もない、ふっつーの動物園ですわ。

でも、ちょっと遊びにいくのに、ちょうどいいサイズの動物園でした。
ちょうど2年前に、相方さんと天王寺動物園に行ったんですが、あそこは広すぎましてね。朝から、今日は動物園で遊ぶぞ!って気合いを入れていかないとしんどい場所です。
でも、京都市動物園は、朝、モーニングを食べながら、どこ行く~?って話になって、ほな動物園でも!ってかんじで、すごくお気楽に行ける、お気軽な場所ですわ。

さて、南禅寺の端っこにはインクラインなるものがあります。
動物園のまえに、インクラインのことを書いてみますかな。これは、なかなか壮大な事業です。

京都と琵琶湖を結ぶ水路の琵琶湖疎水というのがありまして、水道用水の確保と、船での交通の充実を図るために明治時代に建設されたのですが、インクラインは、船が上がれない急な坂を貨車を使って引っ張り上げるための線路の跡ですわ。

しかし、山にトンネルを開けて琵琶湖の水を引っぱってくる…。エラいことをやったものです。
今ならどうということもなく、自然破壊はよろしくないという意見との対応のほうが大変なんでしょうが、琵琶湖疎水は明治18年(1885年)の着工。近代日本がちゃんとやっていけるのかどうか、じつに心細いときの決断だったのでした。

京都には、鴨川があります。口の悪い江戸っ子の滝沢馬琴も、「京都でよいのは女、寺社、そして加茂川の水だ」と褒めたくらいです。茶道が発達したのも、地下水が悪くなかった、という側面もあります。
でも、水利の総体としては、必ずしもよいとはいえなかったんだと思うのですよ。北山の雨が一定量をわずかでもオーバーすれば鴨川は洪水となったとのことだし、低地の市内からは何日も水が引かない。疫病伝染の悪循環になる…。

琵琶湖の水を引いてこようというプランそのものは古くからあったらしいのです。平清盛も考えた形跡があるし、幕末には本格的な設計図さえつくられています。
琵琶湖の水が京都に勢いをつけるに違いないと、多くの人が思っていたのですね。

もちろん、資本や技術がなかったせいもあるでしょうが、踏み切るチャンスがなかったんじゃないかな。

でも、元治元年(1864年)の戦争で市内の半分が焼け、復興もままならぬうちに維新の政変、政府を東京に持っていかれてしまう。朝廷とかかわりつつやってきた伝統産業の行方は真っ暗、というところで、琵琶湖疎水の計画が装いも新たに登場しました。ピンチをチャンスに変える、典型的な例ですな。

さて、琵琶湖の水を引いてきて、どうするのか。

第1の目的は水運です。国道1号線の日ノ岡から蹴上のあいだ、これは今でも交通渋滞の難所ですが、当時は坂も急で、舗装もなく、ひと雨でヌルヌルになってしまう。水運は、これを解決します。
その次に、農業用水。3番目が動力です。その他に上下水道、防火、衛生など。
大変な工事だったらしいですね。工費の不足分が戸別に徴収され、反対論が再燃するトラブルも起きた、と。府庁の職員がポケットマネーを出して反対論を鎮めた、なんてエピソードもあります。

第1疎流が明治23年 (1890年) に完成。大津取水口から蹴上までの全長8.7kmのうち、トンネル部分がなんと3.4kmです。
完成間近のころに、世界的な電気ブームが持ち上がり、水車動力はもう古い、ぜひとも水力発電でいこう!ということになって、知事が技術者を伴って渡米、コロラド州へ水力発電所を見学にいったのでした。
で、京都でもやれる!と。
帰国した知事が関係方面を説得し、完成間近にして計画変更、水車発電から水力発電方式に切り替えたんです。最初に計画を発表したらなにがあっても絶対に曲げない今の役所とは、大違いです。

仕組みは、こうです。
琵琶湖からの船はトンネルを潜って蹴上に出る。台車に乗せられてインクラインを下り、台車から降ろされて疎水に浮かぶ。戻り船はこの逆をいくが、乗降の動力とブレーキは近くの発電所の電力を使う、というシステム。
琵琶湖と京都市内とでは水位に約40メートルの落差があり、それは発電にはうってつけの落差なのですが、船を通すのには大きな障害となります。それを上手く解決したのが、インクライン方式ですな。

時代はくだって、運輸のメインは鉄道にとって代わられ、水運は衰退。インクラインも、明治の終わりには役目を終えました。
現在、そこは草が生い茂り、夏草や強者どもが夢のあと、という風情で。

ま、往時を偲んで、相方さんが、なぜか線路をまたいで土俵入りしてましたが(笑)


えーっと、行ったのは動物園なのですが(笑)、動物園へ行く道中、インクラインの跡地を歩いたので、つい、そっちを書いてしまいました(笑)

動物園はですね、なんの変哲もない動物園なんですが、それでも、いろんな動物を見るってのは、いいですね。

ミミズクは凛々しいし、ペンギンは立ったまま寝てるし、サルは集団催眠にでもかかったかのように全匹眠ってるし、シマウマのたてがみはかっこいいし、ホロホロチョウはビックリするくらいキレイだし…。

この動物園のいいところは、触れ合い広場なる場所がありまして、そこで、動物と実際に戯れることが出来るのですね。
相方さん、放し飼いにされたヤギを追っかけたり、羊の毛並みをチェックしにいったり(笑)

オレも、相方さんのサイトをつくったときに羊の種類を覚えたので、飼育員さんに、この羊はサフォークですね!などと言ってみました(笑)
すると、飼育員さん、
いや~、サフォークを注文したんですけど、騙されましたわ。額の毛が白いので、純粋なサフォークじゃなくて、雑種ですね、こいつは。
なんじゃそら!ってかんじです(笑)
ちなみに、相方さんは、この羊の毛質はなかなかいいよ~、と、のたまってましたが…。

あと、テンジクウサギ(なんのことはない、モルモットのことです)を抱かせてもらったり、アヒルを追っかけたり…。

爬虫類館では、幼稚園児に混じって、カエルやらヘビやらを観察したり…。

〆て、入場料、2人で1000円。のどかな一日。2、3時間はたっぷりここで遊べます☆
































おまけ。
動物園で遊んだあと、パスタを完食してガッツポーズの相方さん。


インクラインで一本土俵入りの相方さん。



Great 3の高桑圭のソロ・プロジェクト、Curly Giraffeがいいですな☆ ジャック・ジョンソンを彷彿とさせる瑞々しいポップ・サウンド!

Curly Giraffe / Water On

2007年6月7日木曜日

坪川駅前弁当


阪神百貨店で沖縄物産展をやってまして、取材に行かなきゃならなかったんですが、日時を調整出来なくて、行けたのが、最終日前日の月曜。
そんなときに取材しても記事になるころには物産展も終わってますから、お詫びかたがた顔を出してきました。

記事になるならないはそれほど切実な問題でもないのですが、それにしても、ウチナンチューの方々は、人がよすぎます。

なんくるないさ~、また今度のときでいいさ~、って。

それだけならまだしも、お弁当までプレゼントしてくれました。
壺川駅前弁当。
これ、沖縄に行ったときも、食べたことがなかったんですよね~。
駅前弁当って変な名前ですが、ゆいレールの壺川駅前に漁協の直営店がありまして、海人がつくって、そこで出してる弁当なので、駅前弁当ってことになってます。
画像のお弁当が、そうです。

これがねえ、美味かったですよ。
2段の折りになっていて、ゴハンの折りと天ぷらの折りの2段。
天ぷらは、もずく(もずくの天ぷらって、モグモグするだけで喉が詰まるから、要らんのですが…)にグルクンにゴーヤの天ぷら。それと、エビの煮しめ。
で、ゴハンの折りですが、ゴハンが見えなくなるほどにびっしりと隙間なく敷き詰められたのが、カジキのヅケ☆

カジキマグロじゃなくて、カジキですよ~。しかも、ズケ。
カジキマグロはさ、まあ普通の寿司屋でマグロを注文したら、大抵はカジキマグロじゃないですか。
でもこれは、正真正銘のカジキ。白身です。しかも、ズケです。カジキの刺身は和歌山あたりできっと食べたことがあるんでしょうが(←覚えてないですが。笑)、ズケは食べたことありません。

これがさ、モチモチッとしていて、美味いですな☆
色も宝石みたいでキレイです。
天ぷらはともかくとして、この、ゴハンの折りは大ヒットです!
今回の催事では1日100個限定でつくっているらしいのですが、2個ももらってしまいました。いいのかしら(笑)

我が天満には沖縄物産のお店が2軒あるし、大阪市内まで広げたら、10軒や20軒は余裕であると思うんですが、どこも乾きものがメインだし、こんなのはさすがにありません。これ、どっかの沖縄料理店で出してくれんですかね。。

他、サーターアンダギー、黒糖、沖縄ソバの生麺なんかをもらってしまいました。
はっきりいって、仕事してないのに、遊びに顔を出しただけなのに、こんなにもらっていいのかしら(笑)

あ、さすがに悪いので、ちょうど蜂蜜を切らしていたこともあって、蜂蜜だけ買いました(笑)
コハマ印って書いてあったので、ちゅらさんと関係あるの~?って聞いたら、まったく関係ないさ~!と。小浜島では蜂蜜など生産しておらず、本島の小浜さんがつくってる蜂蜜なんだとか(笑)


ところで…。
ゆいレールも開業して4年になりますが、利用状況って、どうなんでしょうか。開業間もないころに、たまたま沖縄に行ったんですが、ガラガラ(笑)
大体、鉄道がなかったんだから当然のごとく車社会として発達したのだから、もちろん鉄道に乗る習慣もないし、誰が乗るんかの~、なんて、当のうちなんちゅーが言ってはりました。
終電逃すと家に帰れなくなるから、って理由が存在しないので、いつまでもどこまでも飲んで歌って騒いでいるのが、うちなんちゅーですから(笑)
帰り、当然、飲酒運転。
事故んないの?
そりゃ、事故もあるさね~。

飲酒運転が社会問題化されていない、最後の楽園ですな、やっぱ沖縄は(笑)



ジャコパスの甥、天才・ジャコパスの遺伝子を受け継ぐ男、デヴィッド・パストリアス、デビュー☆
超攻撃的です☆

David Pastorius and Local 518 / Change the Subject

2007年6月6日水曜日

それはお礼ではなく、苦痛(笑)

ニットの編み図をね、せっせとつくってます。

オレはニットのことなんて全然わかんないし、編み図を見てもチンプンカンプンですから、もちろん、相方さんの仕事のお手伝いなんですけどね。

今、相方さんが働いている毛糸屋さんで、相方さんがつくった編み図を売っているるらしいのですね。
ただし、字、図ともに汚すぎて売りもんにならん!と(笑)
なので、オレがPCで清書するんですが…。

そもそも、編み図の記号とか全然知らないし、用語も全然知らないので、手描きのアラビア文字を判読しているのに等しく、えらいこと苦労します。おまけに、手描きは、ビックリするくらい汚いからな(笑)

これが商売なら、1枚あたりン千円はいただくんですが、相方さんなので、そういうわけもいかず…。というか、相方さん相手なので、そういう発想すらなかったんですが、毛糸屋さんのスタッフが、タダでやってくれるとはいい人ですねえ、と。

で、オレにお礼をしたほうがいいんじゃないか、と、スタッフ間でそういう話になったらしいのですよ。

や、相方さんには、こないだ、伊藤若冲展をおごってもらったんですけどね(笑)

それはいいとして、その毛糸屋さんでは、お客さんに向けた編みものやフェルトづくりの講習会を開催しておりまして、オレに無料で受講してもらうのはどうか、と(笑)

いやいや、それはお礼ではなくて、単なる苦痛ですから(笑)



今日は携帯から日記をアップしているので、このへんで。。。。。

2007年6月5日火曜日

最悪の組み合わせ


あたしゃ、サッポロ一番の塩ラーメンが好きでしてね。
インスタント・ラーメンもいろいろありますが、結局のところ、日清のチキン・ラーメンかサッポロ一番の塩ラーメンに帰ってくるという、そこが故郷!という男なのですよ。

一応、買い置きがしてあって、夜食に食べたりもするんですが…。

さて、こないだ、間違えて、牛乳を立て続けに買ってしまいまして、賞味期限を翌日に控えて、1000mlパックの半分開いてるのと未開封なのが1本ずつ、という事態に陥りました。。。

ほいで、その日は、深夜というか明けがたの5時に、トーストを焼いて食べたので、2時間後の朝、もっかいトーストというのはなんとなくイヤで、塩ラーメンにしようと思い立ったのですよ。

まあ、深夜5時のトーストだとか、朝っぱらから塩ラーメンだとかに突っ込むのはご遠慮いただくとして…。

んで、塩ラーメンはいいとしても、牛乳をなんとかしなくてはなりません。ぼちぼち暖かくなってきているので、賞味期限を超えるのは、やっぱ避けたいし。。。

なので、塩ラーメン+牛乳という、わけのわからん組み合わせの朝食と相成ったのですがね。。。。

これがさ、

ゲロゲロ。
もうね、牛乳も塩ラーメンもどっちにも悪影響を及ぼすばかりでなく、悪影響の相乗効果が相まって、なんじゃこら~っ!って。

きっと、人生史上最悪の組み合わせ…。

クチも胃もものすごいイヤ~なかんじになって、慌てて食後のコーヒーを飲んで胃腸を落ち着かせねばなりませんでした。

覚えておいたほうがいいですわ。

塩ラーメン+牛乳はダメ!
塩ラーメン+牛乳はダメ!
塩ラーメン+牛乳はダメ!
塩ラーメン+牛乳はダメ!
塩ラーメン+牛乳はダメ!
塩ラーメン+牛乳はダメ!
塩ラーメン+牛乳はダメ!
塩ラーメン+牛乳はダメ!
塩ラーメン+牛乳はダメ!
塩ラーメン+牛乳はダメ!


というような曲をですな、少年ナイフあたりにやってもらえんでしょうかね?
少年ナイフ、久々の新譜が出ます☆


Shonen Knife / It's a New Find



しっかし、いつ聴いてもso cute!ですなっ☆