2006年2月1日水曜日

かつがれたのか?






今日、仕事先のディレクターから仕入れた話。

人の耳あかには、乾燥したタイプと湿ったタイプの2つがあるんだそうな。どちらになるかは、DNAの塩基配列の、たった1ヶ所の違いで決まるらしいですな。
元来、人の耳あかは湿ってるものなんだそうです。
それが、突然変異で、DNAの塩基が配置が動き、乾燥したタイプが生まれたのだとか。
ということは、乾燥タイプのオレは、人としてニュータイプなのか?
ま、日本人の約8割は、この、乾燥タイプらしいですけどね。

ちなみに、件のディレクターは、湿ったタイプらしく、オレのほうが本来的な人間に近いということやな、と、のたまっておりました。
けっ、旧人類が。

まあ、人類の新旧論争はともかくとして、なんでも、耳あかは本来湿っているもので、乾燥したタイプは耳あかではなく、単に皮膚がはがれたものなのだとか。乾燥している人は、耳あかが出ないのだとか…。
はっ?
皮膚がはがれたもの?
じゃ、今まで、耳かきで一生懸命掻き出していたものは…、皮膚の残骸? カサブタみたいなもん?

ちょっとしたショックを受けてしまったオレでした。
というか、この話、信用していいのだろうか?
ディレクター氏は、学術論文に載っている、と、言っていたのですが、どーも、かつがれているような気が…。


ま、それはさておき…、
信用出来ない、ということで思い出したのが、サニーデイ・サービスのファースト『若者たち』。
最初聴いたとき、もろに、はっぴいえんどのコピーバンドだと思ったのは、オレだけじゃないはずです。
だから、こんなものは、フェイクだしバッタもんだし、ゴミ箱にポイ!ってことで終わらせるのが正しい取り扱い方だったはずなんですが、それをするには、どうもメロディが素敵すぎて、ためらわれる…。うーん、捨てなきゃならんはずなのに、なんか、後ろ髪を引きずられるような気分、でも、聴いたら聴いたで、後ろめたさ満載、という、じつに厄介な代物でした。なんだか、ものすごく、かつがれてる気分になって、聴いてましたよ。
でも、セカンド『東京』が発表され、ああ、本物やったんや!ということがわかって、ホッとしました。
以後の活躍ぶりは、知ってる人は知っている。あれも、解散を惜しまれたバンドのひとつでしたな。

最近は、曽我部クンのソロ、あんまり聴いてないんだけど、どうなんですかね?



曽我部恵一 / 『White Tipi』

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