2005年11月27日日曜日

ハワイアンではなくてハワイイアン





月末のクソ忙しいときに、太平洋に浮かぶ小島のようにぽつんと出来た休息の一日、いや半日くらいやったかな…、
のはずやったのに、急な東京出張が入りやがって、やっぱり、休めなかった本日。

明日も、もちろん、休む時間なし。

そんな今日のオレのために用意した音楽は、ハワイイアン。

そう、ハワイイアンです。
ハワイアンではないですよ。ハワイイアン。
だって、英語表記は、hawai'iやもん。これ、どう読んでもハワイではなくて、ハワイイでしょ。トマトをトメィトと書け!なんて堅苦しいことは言わないけれど、これだけは譲れませんな、ハワイイアン。100歩譲って、ハワイー。

んで、
ハワイイアンを歌わせたら日本一のサンディーさんの名盤を、本日の夜のお供にしようと。
チャイなど飲んで、ハワイイアン。
まるで脈絡ありませんが。

サンディーさんは、久保田真琴さんという人がそのむかし結成してた夕焼け楽団のボーカルに迎えられて歌手人生をスタートさせた人で、ブルースから アジアンポップスまで幅広く歌ってこられた人ですが、95年発売のこのアルバムから、いよいよ満を持してハワイイアンに腰を落ち着けて活動されてます。

どこらへんが「満を持して」なのかというと、彼女自身が日系ハワイイアンなのですね。

上手いです。
上手い人がさらに磨きをかけて、腰を据えて自身のルーツを掘り下げる作業をしていくと、こんなにもすごいことになる、という見本のようなアルバムです。

ハワイイアンは、風のゆらめきやそよぎを捉えて音に託す音楽で、んなもんを日本の冬にこたつに丸まってチャイを飲んで聴いてもどーしようもないような気もするのですが、そういうのは、状況によるんでしょうね。

だって、癒されるねんもん。
なごむねんもん。




Sandii / 『You Can Get It Really』

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