2007年8月23日木曜日

妖怪電車に乗って妖怪になる

京都市内の大宮というところから嵐山にかけては、京都に都が移ってくるまえから開けていた場所で、京都でも最も古いエリアです。
京都の水を司る龍神が住む場所であるともいわれ、冥界に通じる入口でもあり、今でこそ市街地からは外れますが、そのむかしは、京都でも最も重要で神聖な場所なのでありました。

そのエリアを、京福電車というレトロな電車が、走っています。
京都市街地と嵐山を結ぶので、通称、嵐電。
駅名の読みかたが日本一難しいとも言われている路線ですね。

四条大宮
西院
西大路三条
山ノ内
蚕ノ社
太秦広隆寺
帷子ノ辻
有栖川
車折神社
鹿王院
嵐電嵯峨
嵐山

さあ、関西圏以外にお住まいの方で、すべて正しく読める方は、いらっしゃいますかね?(笑)

さて、この嵐電、このエリアを走っているだけあって、この時期、妖怪電車なる電車が走るのですよ。


車内は妖しく青に染まり、不気味な音楽が流れ、ところどころでボーッと鈍く光っていたりするのですよ。
「千と千尋の神隠し」で、千尋が銭婆を訪ねてカオナシと一緒に乗る電車よりも、はるかに怖いですよ。
しかも、これ、普通に夕方に走ってますから(笑)

で、これは乗らねばならん!と、オレ、相方さん、aikaさんの3人で、急遽、乗車と相成ったわけです。
わけですが、サイトをよく見てみると、
大人200円子供100円と、通常の運賃なのですが、なんと、妖怪50円!

妖怪だと50円で乗れてしまうのですよ☆
これは、妖怪になるしかないではないですか!(笑)
もうね、子供、泣きまくりですよ(笑)

京都市側の始発駅、大宮駅。なかなかレトロな駅です~。電車も1両だけ。


途中から路面電車になります。これは、普通に道路で信号待ちする嵐電(笑)


ときどき、バスに抜かれます~(笑)


終点の嵐山駅。ここは駅のホームに足湯があります。有料150円。寒くなったら行こう☆


いよいよ妖怪電車が入ってきました☆ 普通に、通勤時間に走ってる電車なんですがね(笑)


でも、一応、臨時電車扱いです。


この電車は、妖怪さんは50円で乗れます。


乗り込んでみると、なかは、妖しい真っ青です。


オレたちは妖怪になって乗り込みました。50円の運賃のために、1個500円のお面を購入してます(笑)


妖怪の出現に子供たちが怯えてます(笑)


妖怪を怖れて、妖怪の周囲には妙なスペースが出来ました(笑)


左がatricot妖怪、右がaika妖怪です☆


atricot妖怪が、ちびっこたちを襲ってます!


怖がってお父さんのところに逃げるちびっ子…。


車内は真っ青。吊り広告はすべて妖怪知識ネタで埋め尽くされ、夜光塗料で妖しく光ってます☆


ときどき妖怪が乗っていないというクレームがあるらしいです。今日は大丈夫だったはず(笑)

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