2007年2月11日日曜日

阪神タイガースの新ユニフォームをあれやこれや

少しまえの話。
関西のスポーツ新聞では1面を飾ったんですが、阪神タイガースのユニフォームがリニューアルされて、金本選手が、自分のユニフォームの背番号「6」の書体にイチャモンをつけました。まあ、「6」については、下半分がちょっと大きいんですよ。で、この「6」だけ、書体を少しいじることになったんですけどね、この件で、オレらのあいだで、ちょっとした盛り上がりを見せましたですよ。

この「6」がカッコいいのかかっこ悪いのか、という話ではなくて、納品してからイチャモンつけられても…、ってことなんですけどね。

想像の域を出ないんですが、流れはこうです。
デザイナーから提出された新ユニフォームのデザイン案数点のなかから、喧々諤々やって、球団の新ユニフォーム担当者がオッケーを出す。
ユニフォームのデザインが決まり、実際に試作品としてユニフォームはつくったけれども、すべての背番号分の試作品をつくるのはコストがかさんでしまうので、任意の背番号を抽出して、それで試作品をつくる。あとは、書体見本をつけて、他の背番号も同様の書体です、と説明する。
担当者が、それでオッケーを出す。
選手が試作品を見たのかどうかはわからないけれども、少なくとも、自分の背番号をつけた試作品を全選手が見たということはなかろう。
で、担当者がオッケーを出したので、全選手の必要分のユニフォームを生産発注する。
で、金本選手のところにもめでたく新ユニフォームが届き、そこで初めて自分の背番号もついた新ユニフォームを見て、背番号の「6」の書体が、なんか変。。。
と、まあ、常識的な流れで推測すると、こんなかんじです。

これ、デザイナーはたまりませんよ。
なんせ、担当者のレベルであれなんであれ、発注者がオッケー出したんだから、オッケーだもん。金本選手がNGを出しても、それは球団内の発注者と金本選手とのあいだの問題だもん。

デザイン的には、他の背番号と統一した書体を使ってるんだから、変えたらダメなんです。でもこれは、芸術品ではなくて商品だから、使う人に気持ちよく使ってもらわなければならないこともたしかで。ここらの兼ね合いは、難しいんですよね。

個人的には、変えるしかないだろうな、と、思ってたんですが、どうやらそうなる模様。
ただ、他の背番号の書体との兼ね合いがあるから、微妙な変更しか出来ないというもどかしさはありますけどね。

問題は、ちゃんと追加変更分の料金が出るかどうか…。

まあ、でも、金本が気に入らんって言ってるんでしょ! じゃ、虎キチとしては、喜んで変更するで! タダでもなんでも!
って、ところに話は落ち着いていくのでした(笑)


あ、今日の朝、仕事に行く途中、家の近くで、中尾彬、橋下弁護士、ハイヒール・モモコの3人がロケやってましたわ。なんの番組やろか? 中尾彬は、やっぱり、ねじねじ巻いてました(笑)

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