

責め絵師、伊藤晴雨の『美人乱舞』を古本屋で発見してしまい、全財産つぎこんでも、という勢いで、うむ、なかなかよい、というお値段で買ってしまいました(笑)
ちなみに、同時に、土方拳の『古寺巡礼』も結構な値段で見つけてしまったんですが、今回は、伊藤晴雨に軍配(笑)
婦女子さんを責め、撮影し、描くことに生涯をかけた最後の浮世絵師、伊藤晴雨。
「女ってものはだまして使うものでござんすよ」
む~、わかってらっしゃる(笑)
わかっちゃいるけど、なかなかそうは出来ないのが、凡人の凡人たる所以ですが。
いや、オレのことですけど。
この人の絵は、霊気さえ感じます。
乱れ髪と、紐と紐で結ばれた肌のぷくって盛り上がるかんじが素晴らしいです。
白いつきたての餅を連想させてくれるのが、なお嬉しい。
乱れる髪の場合、結った髪からばらける髪の本数によっても、また、印象が違います。
和と、縄と、黒い髪と、着物。
日本人でよかったと思う瞬間でござんすよ(笑)
春の訪れを感じる今日この頃は、緊縛日和?(笑)
ちなみに、もっと画像を見てみたい方には、こんなページがあります。
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