2007年2月26日月曜日

天神さんの梅



昨日、大阪の天満宮、天神さんの梅を見てきました。
本当は京都の北野天満宮にでも遠征しようかなと思ってたんですが、寒いので、あえなく断念。チャリで5分の大阪天満宮へ。

行きつけの喫茶店で聞いたら、鉢植えの梅の盆栽が本殿に展示してあるんだとか。
大阪天満宮の梅は毎年見てるけれども、盆栽は見たことがなくて、ということは毎年時期を外していたということかと思いながら、チャリを走らせていたわけです。

んで、境内に到着。
チャリを止めて、中に入って、本殿に行ってみるとですな…。

なんじゃこら!ってくらいにデカい盆栽。
盆栽のくせに、オレの背丈よりデカいです(笑)

この日記の上にある画像をクリックしてくらはい。本殿の壇上に、でーんと紅白の梅が鎮座してるのがおわかりかと思います。
こんなもん、もはや盆栽じゃありません(笑)

左側の紅梅が、あけぼの。右側の白梅が、唐衣と命名されてます。
あけぼのが樹齢約180年で、唐衣は樹齢280年ですと。
こないだ下鴨神社で見た光琳の梅とはまったく趣が違って、こちらは華やかというよりも威厳に満ちています。
それにしても、浅くしか根の張っていない鉢植えの梅で、しかもこのサイズで、よくもまあ長生きしたもんですな。オレは盆栽のことはなんも知りませんが、ここまで生かすのには、それなりに丹念な手入れが必要でしょうに。

なんかね、射抜かれた気分でしたよ。
どんな梅もそうだけれども、樹肌にね、修羅場をくぐり抜けてきたような逞しさを感じますね。
枝もね、よくもまあここまでというほどに、あらゆる方向に伸びていきます。それが、わがまま放題に伸びたというよりも、その方向に伸びざるを得なかった逞しさのようなものをね、梅からは感じるんです。

自然のしぶとさ、荒々しさのようなものを、梅からは感じるんですね。

オレは、あっさりしているようで、意外としぶといです(笑)

しかし、今年は単体の梅ばっかりで、梅園には全然行ってないな。

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