2006年8月6日日曜日

フジロック 7月29日ジャイ子さんと出会う編


やーっと、フジロック2日目に突入です。毎度毎度長い日記のうえに、こんな連載みたいになってしまってすんません。。。。飽きてるでしょうが、お付き合い下さいませ(笑)

この日はですね、グリーンステージという、一番でっかいステージに陣取ることがすでに決まっていたのでした。メジャーどころが出演するステージです。本来は、普段見ることのないマイナーどころを精力的にチェックしたいところなんですが、この日ばっかりは、見たいメジャーどころが揃っていたので、グリーンに張りつこうかな、と。

THE HIVES、SONIC YOUTH、電気グルーブ、レッチリなんですけどね。
もちろんその間にも他のステージで見たいアーティストは山ほどもいてるので、またまたスケジュールを組むのが大変☆
しかも、この日は、マイミクさんのジャイ子さんと初ランデブーの日☆
前日のイヤなことなど忘れて、思いっきりはしゃぎまくる予定のオレなのでした。

んで、そのまえに、風呂。
27日に出発して、この時点まで、一回も風呂に入ってません。
風呂に入らねば☆ でないと、atricotさんの身体中から、香しくも怪しげな匂いが放たれまくってますから!(笑)

ちゃーんとね、銭湯を見つけてあるのですよ。
苗場から車を飛ばして約20分、ちょうど湯沢に行く中間あたりのところに、結構な銭湯があるのでした。前回のフジで、atricotさんが発見した場所。さすがに常連さんは経験値を上げてますな☆

ほいで、午前中はそれほど見たいものもなかったので、朝10時くらいに、銭湯に向かいました。
行ってみると、ここは銭湯ではなくて、温泉。この一帯では温泉が出るらしく、外湯巡りが出来るみたいなんですよね。なので、銭湯料金じゃなくて、温泉料金。650円もします。この650円で、この一帯にある外湯6ヶ所をまわれるんですが、外湯巡りをしにきたわけじゃなくてライブを見にきたので、そんな暇はありません(笑)

ところで、ですな、みんな考えることはおなじみたいで、やっぱね、混んでるんですよ。夜は9時には閉まっちゃうんで、朝に風呂に入りにくるしかないんですが、みんな、来てる来てる。男湯なんて、入場規制かかってました。おかげで20分近く待たされたうえに、洗い場が混んでて、そこすら順番待ち。しかも、その列が、脱衣場まで伸びてるんですよ。掛け湯をするところがないから、身体を洗ってからでないと、湯船に浸かれないんです。それで、洗い場待ちの列が、脱衣場まで伸びてるってわけで。。。
おかげで、なんだかんだで風呂を出て駐車場に戻ったのが、1時間後で11時をまわってましたよ。

ジャイ子さんとの待ち合わせは、12時半。彼女はすでに会場に到着していたみたいで、それならすぐに合流したいところだったんですが、風呂だの朝飯だので、こっちはなんだか午前中は大忙しになってしまいました。

んで、その間に、マイク&マーリンにグリーンステージ後方に基地をつくるべく、場所取りに行ってもらってました。その場所に行ってみると、なんと、巨大ゴミ捨て場の真後ろ。ここからだと、全然ステージが見えません。。。まあ、空いてる場所が他になかったんだろうけれども、なにもゴミ捨て場の後ろに陣取らなくても…。

まあ、でも、任せていたので仕方ないです。文句は言えません。
そんなことよりも朝飯! なに食べたっけな? …パエリア食ったな。ご飯がベシャベシャしてて、ちょっと失敗。あとは、シシカバブ。これは美味かったです。あと、ハワイイのメシを食べたな。相変わらず、朝から食べてます☆
ほいで、グリーンでやってるモーサム・トーンベンダーの音を森のなかで聴きながら、ホワイトでやってるイースタン・ユースの音も聴きながら、ブラブラ歩いて、ジャイ子さんとの待ち合わせ場所に向かったわけです。

待ち合わせ場所は、ところ天国というところで、森のなかを縫うように小川が流れている沢のようなところです。
行ってみると、さすがは紫外線アレルギーの持ち主、全身防御のうえに頭からタオルを被って完全に身を隠しているジャイ子さんがいるではないですか!
オレとatricotさんはジャイ子さんのご尊顔をmixiアルバムで拝見していたし、atricotさんは自身のホームページで顔を晒してます。よって、オレだけが正体不明の謎な人になってるんですが、ジャイ子さんの想像のなかで膨らんでいたオレと実物のオレはかなり違った様子で、ジャイ子さんに結構ビックリされてしまいました。
なんでも、オレはスキンヘッドでマッチョで…、そんなイメージだったらしいのですが、はっきり言って全然違います。オレは髪の毛をポニーテイルにしているほどの長髪でマッチョなんてレベルじゃないほどのものすごいボディビルダーで…すんません、嘘です(笑) まあ、みなさんで勝手に想像しておいてください(笑)

この時間、ダブル・フェイマスやロックンロール・ジプシーなど、見たいものがないわけでもなかったんですが、なんだか、ジャイ子さんと初対面して、盛り上がってしまいました。そのまま、小川のほとりに座り込んで、エラいこと話し込んでしまいましたわ。

あ、atricotさんは、自作のコースターをジャイ子さんにお土産に持ってきてました。ちなみに、そのコースター、オレにはくれなかったんですけどね。いいなぁ、ジャイ子さん☆

んで、フェスに来て話し込んでいても仕方ないので、早速、3人でグリーンに移動。
atricotさんが観たい!観たい!観たい!と頑張ったHivesのライブです。5、6年前にUKシーンで爆発した、スウェーデン出身の5人組ですね。ボーカルが美形なので人気が出た(atricotさんの目が♡になってましたわ~)バンドだとオレは認識してるんですが、下手ではないですね。盛り上げかたも、よく知ってるし。

それにしてもね、UKでギターポップの新人が出てくるたびに思うんですが、結局のところ、ストーンズやジャムの時代から、なにひとつ変わってないですね。スウェーデン出身とはいえ、完全にUKロックの伝統のなかから出てきたバンド。
日本のロックバンドのほとんどがRCやブルーハーツの影響をなんらかのかたちで受けているように、UKロックの大半も、あのビートとあのリフ、あのコード進行の枠組みから抜け出すことはないみたいですね。そんなことを思いながら、踊ってました。どっちかというと、そういうのは散々聴いてきたので、今となってはどうでもいいかんじです。あれば聴くし、ないならないで、全然平気。そんなかんじです。atricotさんは、気持ちよさそうに踊ってましたけどね。ま、このあたりは、世代の差ですかね。

ちなみにオレ、フジロックに来て、これが一番最初のグリーンステージ。グリーンと言えば、メジャーどころが出るステージですが、あんまり立ち寄ってません。やっぱ、マニアックなのかな、オレは(笑)

でもまあ、ここで汗をかけてよかったです。
この直後、ドシャブリですから! ついにやって来ましたよ、ドシャブリの雨。
ついに、合羽の登場です! atricotさんは、昨日も大活躍させた1万円の素敵な合羽。ジャイ子さんは、これまた素敵な黄色のポンチョ☆ そしてオレは、フジ前日までまったく準備が出来なかったためにatricotさんに買っておいてもらった、新聞配達のオッサンが着てそうな、オッサン仕様の合羽。。。。いや、なんでもないっす☆ せっかく買っておいてくれたatricotさんに感謝☆

これを着てですね、憂歌団の木村さんのステージへ。
最近の木村氏のステージは今年の春先にテレビで観たんですが、まさにそのステージでしたね。
らしくないけどすごく素敵なポジティブ感が心地いい『ステップ』ではじまり、『10ドルの恋』もやったし、お約束の『おそうじおばちゃん』もやった。演歌チックな『帰ろうか』もやったし、『シカゴ・バウンズ』もやった。これまた全曲歌えてしまう自分が我ながらすごいと思いながら聴いてました(笑)
ほいでね、木村氏と言えば、それこそ、密室で飲んだくれながら、ってイメージなんですが、でっかい野外フェスでも、全然オッケーなんですよね。この人は、間口が狭いようでいて、案外、広いです。最近、そのことに気がついたんですが、フジロックでそのことを再確認しました。
場所も選ばないし、なにもブルーズだけで収まるような人でもない、そういうことが、フジロックでよーくわかりました。なので、ソロになったのも、案外、よかったのかも。

ちなみに、この木村氏のステージのとき、とんでもないものを目撃しましたよ。
真っ白なシャツに真っ白なホットパンツを見に纏い、赤のスカーフがとってもオシャレな、しかしマッチョでゲイっぽい青年が、突如、客の群れのなかに登場。しかも、マッチョな踊りを繰り広げてました。
とても、憂歌団や木村氏の客筋とは思えない青年が現れて、オレら3人、大爆笑☆
それもね、ドシャブリの雨のなかにもかかわらず、たった今クリーニングしましたって言いたくなるくらいに、降ろしたての真っ白な全身! すごいですよ。木村氏のライブに現れて、いったい誰になにをアピールしたいのか(笑) しかもしかも、ズンズンズンズン前へ行くんですよ! もうね、面白くて面白くて! 今回のフジロックで、一番、目だったキャラでしたわ~。

ふう、今日もたくさん書きました。
このあと、またまた事件勃発なんですよね~。
それはまた明日☆

相変わらず、「続く」ですが、心配しなくても、盆までには終わります。(ほんまかいな?)

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