2006年8月8日火曜日

フジロック 7月30日いよいよ最終日編





にゃははははは、長きにわたったフジロック日記も、ついに最終日まで辿り着くことが出来ましたよ。みなさん、毎日毎日鬼のように長い日記にお付き合いいただき、ありがとうございました。
といって、この日記で、フジロック日記が終わるわけではないんですけどね(笑)
まだ続くんですけどね(笑)

朝、恒例の温泉です。そのまえに、オレは、前日泥だらけになったスニーカーを洗い、一晩かけて干して乾かしたのですが、もちろん、乾いているわけがないので、携帯コンロを使って、乾かしてました。
むかし、子供のころ、オカンが梅雨時分に洗って乾かなかったオレのスニーカーを、やはりコンロのうえで乾かしていたのを覚えていたので、それを思い出しながら乾かしてましたわ。10分もやってれば、ちゃんと乾きます☆

ほいで、温泉。前日の混みっぷりの反省を踏まえて、今日は朝9時くらいに行ったんですが、やっぱり混んでます。またまた入場規制。
苗場も冬のスキーシーズン以外は死んだようになってるらしいですから、フジロックはたいした経済効果をもたらしてると思いますよ。この温泉ひとつ見ただけで、そのことが如実にわかります。

ただ、前日の経験が生きているので、入場規制をまえに手をこまねいているオレではありません。
お客さん、入場規制が解けてから風呂券を券売機で買ってるんですが、オレはね、いち早く風呂券を買って、券売機前の列に並ぶことなく、番台の列の先頭に並んでましたから。おかげで、風呂場にも一番乗り、洗い場待ちで並ぶなんて愚行をせずに済みました☆ 
苗場の朝は結構涼しいし、濃い緑に覆われた苗場の山々を眺めながら入る朝風呂は、かなり気持ちいいですな☆ これで露天風呂やったら、いうことないんですけどね。

ここでも、atricotさんは、アホアホなエピソードをもたらしてくれました☆
風呂で着替えをしたのはいいんですが、汚れものを入れる袋を持ってくるのを忘れていて、風呂上がりに、オレの汚れもの袋にパンツを入れておいてくれ、と。んで、このパンツが…、いや、こっから先は厳と箝口令が敷かれているので、オレとしては書きたくて書きたくして仕方がないのですが、書けまへん…。興味のある方は、ぜひ、メッセージを下さい。個別にお答え…していいんやろか?(笑)
ジャイ子さんは、もちろん、そんなアホアホなこともなく、しっかりとお風呂に入ってはったみたいですけどね。

まあ、朝っぱらのドタバタまで書いていたら、いつまでたっても前に進まんので、これくらいにしてですな…。
本日の予定を。

まず、レッドマーキーという、食堂に併設された屋根付きステージで、朝っぱらからギターウルフがライブをやります。
朝っぱらこいつを見て、ガツン☆と気合を注入しようかと。なかなか素敵なプランでしょ?
ほいで、前日のグリーンステージに張りついてメジャーどころを見まくったのとは打って変わって、この日は、マニアックなところが出るヘブンに張りつこうかと。
11時半から「らぞく」という、まったくよく知らないけれども名前はおもろそうなバンド、その流れで13時にMagnolia、14時半からは元ドライ&ヘビーの紅一点Likkle Maiが、続いて16時20分から待望のフィッシュマンズ! そのままゆらゆら帝国!
どうよ? とんでもない流れでしょ? ほかのステージに行ってる場合じゃないでしょ?
じつは他では知り合いの二階堂和美や、オレが愛してやまないムーンライダーズの鈴木兄弟が結成しているThe Suzukiなども要注目なんですが、このラインナップを突きつけられたら、一歩も離れることは出来ませんわ~。

そんなわけで、朝っぱらから、メシを食いながらギターウルフ☆
革ジャン&革パン&グラサンの正装で決めた、日本が世界に誇るジェット・ロックンロールバンド、ギターウルフですよ!メシ食いながらなので、人垣をかきわけて前に行くことは出来なかったけれども、その勇姿をしかと拝みましたですよ☆ 『環七ロック』とか『ミサイルロック』とか、気合一発入魂のナンバーを次々と繰り広げてましたな。
途中でね、ベースがね、ベースから手を離して、櫛を取り出してリーゼントを整えてました。その姿がね、もうなんというか、それだけでロックンロールなんですよ! サイコーにカッコいい☆ 未来永劫、代がわりしてもなんでもいいから続いてくれ!ってかんじですよ。

んで、ギターウルフを堪能しまくって、再び、メシ。ちゃんとした、朝メシ。なにを食べたんだかもはやまったく覚えてませんが、屋台が密集しているオアシスエリアで、イースタンユースを発見。いろんな人に囲まれてました。大ファンのジャイ子さんとツーショットの写真を撮ろうと思ったんだけれども、いろんな人に囲まれて記念撮影してて、最後は時間切れで、ジャイ子さんとのツーショットを収めることは出来ませんでした~。残念☆
でも、こうやって、いろんなアーティストが会場内をウロウロしているのも、それに出会うのも、フェスならではですよね。

そいでから、今日のメインはヘブンのステージなので、その隣のオレンジコートに前線基地を置くことにしました。
ヘブンには、前線基地を置くことが出来ませんからね。
向かう途中、らぞくのステージを少し眺めました。
爆音ハードコアなのかなと名前から勝手に予想していたんですが、んで全裸で登場するのかなとこれまた勝手に予想していたんですが、どっちも見事に外れていました。
服は…、普通に着てましたね。んで、速いことは速いんですけど、結構ピースフル。どっちかというと、サーフロックですね。野外で似合うバンドのようで、水を得た魚のように気持ちよさそうに演奏してました。

ほいで、オレンジコートに到着して、前線基地設置。後ろの高台になってるところに、基地を設置しました。眺めが気持ちいいっす☆
んでね、この日は、どピーカンなのですよ☆ 山だから急に天気が変わることもあるだろうけれども、とりあえずは、雲ひとつないどピーカン! なかなかないらしいですよ、こんな天気の日は。
ジャイ子さんは、晴男のはなれぐみがフィッシュマンズのステージに出るからだ、とか言ってましたが、違うと思います。これまでは雨女のatricotさんにやられまくってきましたが、いよいよ晴男のオレの本領が発揮されつつあるんですよ!(笑)

この時間、ダブルフェイマスのステージがはじまるはずなんですが、よくわからないけれども、中止っぽい。全然はじまりません。

さて、ここで、マイク&マーリンから電話。昨夜からどこでなにをしていたのか知りませんが、昨日の約束すっぽかしの件です。
もうね、詳しく書きませんが、いろいろと言い訳してましたよ。でも、オレとしては、初日の件もあるし、昨日の件もそうだけれども、要するにあまりに身勝手でatricotさんがないがしろにされているのが我慢ならなかったので、もう車から出ていけ、と、そう宣言しました。
はい、車から叩き出しました。
そっから先は、理不尽なことを言い続けて、車から降りるのを拒んでましたが、もういいです。それもバカバカしすぎるので詳しく書きませんが、最終的には、車から叩き出しましたよ。どうやって帰るのかしらなけれども、どーせ日本国内です、なんとでも帰れますて。

はい、この話は終わり。

ライブ、行きます。
ジャイ子さんとは一旦わかれて、オレとatricotさんは、Likkle Maiのステージを見にヘブンへ。
ドライ&ヘビーは大好きだっただけにその解散はかなりかなり悲しかったのですが、でも、こうして、ドラベヒの紅一点Likkle Maiのステージを見ることが出来るので、幸せ者です。
それも、最前列。少し端ではあったんですが、なぜか最前列を陣取ることが出来て、このままフィッシュマンズまで居続けるつもりです。
Likkle Maiさん、基本的にはドライ&ヘビーの音とそんなに変わらないです。力強いビートそのままに、さらに力強いダブを低音にかけまくって、聴く人の腹の底を揺さぶってました。ドラヘビのころ同様にドライでヘビーな音なんですが、やっぱ、Likkle Maiのキャラが前面に出ているぶん、ポジティブ感が勝ってます。現状認識のブルーズよりも、その先にあるポジティブななにかが勝ってるんですよね。その感覚が祝祭の空間をつくります。とてもね、フェスらしい音でした。うん、身体も気持ちよく揺れたし、素敵なステージでしたよ。

さてさて、次はいよいよフィッシュマンズ。オレにとってもatricotさんにとっても、今回のフェスの最重要バンド、フィッシュマンズのステージです。それも、最前列を陣取ってしまいました☆

これね、とんでもなかったですよ。
この話は、これだけでじっくり書きたいので、明日にまわします。

またまた乞うご期待☆(笑)

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