おかんのお好み焼き

お好み焼きのチェーン店『道とん堀』が主催してる「おかんドリーム」の最終選考が、14日、行われたのですよ。

公式サイトもあります（笑）

600チームが参加していて、予選を勝ち抜いたファイナリスト６組が、優勝賞金100万円+出来高約2000万円を賭けて戦ったわけです。

この会社、本社は東京なんですが、この大会自体は大阪のお店で開催されていて、優勝したのは、やっぱり大阪のおかんでしたな。
20歳以上の女性で、同業他社も参加出来て、居住地も国籍も一切問わない大会なんですが、ファイナリストは全員が大阪のおかんでした。さすがですな（笑）

優勝賞金の100万円はともかくとして、出来高約2000万円というのが気になります。

で、調べてみますとですな、
優勝チームは社長付特別アドバイザーに半年契約で就任し、商品のプロデュースをするんだとか。
んで、メニューづくりをして、売れ筋上位３品のなかから１品売れるごとに30円の報酬を得る、と。店舗が全国に250はあるらしいですから、出来高2000万円という数字は、現実的な数字ですな。
しかも、大阪から東京への出張の際には、新幹線のグリーン車＆社用車でのお出迎え付きの好待遇☆

さらに現在、冷凍食品会社やらコンビニやらからも商品化のオファーが来ているということなので、そうなると報酬は青天井じゃないですか。

いいな、いいな。

最終選考はもちろん、実際にお好み焼きをつくって味を競う、バトル形式。実演プラス、社長・役員をまえにしての自己PRもあります。

「お金じゃないんです。美味しいなあ！と言ってもらえればいいんです」
と、おかん。
「じゃ、賞金は全額募金するのか？」
と、面接官。
「それはあきまへんわ。ダメダメ！」
と、切り返すおかん。

まんま、大阪人の普段のやりとりやないですか（笑）

優勝したのがね、生地にレンコンとキンピラが入っていて、お好み焼きの上部表面に目玉焼きをあしらってタヌキの顔みたいにしてある「おかんのポンポコ焼き」なるものですわ。

そーいえば、オレのおかんも、レンコンやらキンピラやらコンニャクやらチクワやらキムチやら入れてましたわ。

「弁当の残りを入れて考案しました。おかんですから」

うちのおかんと、おんなじこと言ってます（笑）

優勝チームのおかん３人が、そろいもそろって、適当に太ってはりましてですな、これまたネーミングと上手いことマッチングしてるんですわ（笑）

さて、優勝チームのおかん３人、それぞれが、スーパーのレジのパートさんやらゴルフ場の茶店の店員さんだとか。

「月給は手取りで８万円くらい。親類が増えたらイヤやなあ」

と。
どこまでも、大阪のおかんですな（笑）
ちなみにオレのおかんも、この境遇に置かれたら、おなじようなことを言ってるんでしょう。
パートしてた時代の手取り月給も、似たようなもんやったはずですわ。


そんなわけで、オレも今晩のゴハンはお好み焼きを。

生地に長芋をすりおろしたのを混ぜて、鉄板に卵を落としてから生地を乗せて、チクワ、トック、キムチ、豚肉を乗せて、最後にソバを乗せてモダン焼きにして、焼き上がったら、おたふくのお好み焼きソース、マヨネーズ、かつお節をふりかけて食す、と。

そうそう、
長芋を買いに八百屋さんに行ったら、早くもスイカが出てました。
早いやん！と言うと、
熊本の植木のスイカは今が旬なんやで～、めちゃくちゃ甘いで～、しかも安いで～！
ということだったので、食後のデザートに買いました。
直径30cm程度の大振りのスイカが1/4で、380円→夕方に行って安くしてもらって200円！

早くも今年一発目のスイカでしたが、激ウマ☆

これです。



さて、本日の１枚ですが…。
大友良英さんのROVO、ライブ盤を出していたのですね。しかも、アルゼンチン音響派との競演☆
こんな話題、久モさんくらいしかわかんないだろうけれども、ものすごく聴きたいアルバムです☆
アルゼンチンの音響派一派（と、ひとくくりにするのには、あまりに無理がありすぎますが）は、かなりかなり早い時期から聴いていて、脳が粘度で出来てるんじゃないか？とでも言いたくなるような感覚が、とっても好きです。
ROVOとの相性は、かなりよさそう☆
お好み焼きというよりは、もんじゃ焼き。