2007年5月25日金曜日

責任はどこに

昨日の夜中は、チャンピオンズ・リーグの決勝、ACミランvsリヴァプールのゲームを見ていたんですが、ゲーム終了直後から、mixiでもゲームについて書かれた日記が続々とアップされ、みんな見てるなあ!と。
だって、試合が終了したのって、朝の6時ですよ…。オレもしっかり見てましたけど(笑)

ま、ゲームのことを書きはじめると、制限文字数10,000字オーバーを余裕で書いてしまいそうなので、ザックリと割愛しますが(笑)

あ、ひとつだけ書いておくと、ひところ人気のあったセリエAから、リーガに移り、今はプレミアってかんじで、日本における海外リーグの人気の変遷が、たくさんの日記を眺めていると、手にとるように見てとれますな。
新聞や雑誌を読むよりも、日記やらブログをひたすら読んでるほうが、良質な情報が手に入りますね。



さて、そんなこんなで眠たい目をこすりながらですな、知り合いの若い男の子のライター宅へ向かったわけです。

コトの発端は、こうでした。
知り合いの若い男の子のライターが、最近、macを一式そろえました。
で、悪戦苦闘しながらも、なんとかかんとか使いこなしていたみたいなんですが、オレが打ち合わせにいったとき、いきなりネットが繋がらなくなり…。

コトの流れ上、その場にいたオレ、mac歴13年のオレがなんとかするしかないじゃないですか(笑)

んで、いろいろ設定を見てみたんですが、おかしいところがね、ないんですね。。。

まず、ネットのアカウント設定、問題なし。
プロバイダからレンタルしているモデム、ちゃんと緑のランプがついてます。
ルーターをかましているんですが、こちらも、通信状態をキープしてます。

アカウントの設定をやり直してみても、変化なし。
モデムの電源を入れ直しても、変化なし。接続しなおしてみて、変化なし。
ルーターの電源を入れ直してみても、変化なし。接続しなおしてみて、変化なし。

試しに、ルーターを外して、モデムからダイレクトにPCに繋いだら、ネットは復旧しました。
じゃ、ルーターに問題があるのか。。。。

でも、win&macの2台にネットを繋いでおく必要があるので、ルーターを外しておくわけにもいかず、なんとかせねばならんのですね。

ほいで、もっかいルーターを設定して、アカウントの再設定をすると、ネットが繋がりました(笑)
でも、スタートページに設定してあるプロバイダのポータルサイトの一部が、今度は見れなくなってるのですね。
キャッシュが消えたのか?と思い、アカウントやらパスワードやらを入れてみると、ログインは出来るのだけれども、表示されない。。
javaがオフになっているわけでもなく、すべて正常なのに。。。

ほいで、もっかいルーターを外してみると、今度はネットそのものに繋がらなくなり…。。

ん~、理屈にあわん事態になってきまして、とりあえず、サポートに電話。
プロバイダ、mac、ルーターのメーカーそれぞれに電話して、最初に繋がったのがプロバイダでしたわ。

ルーターのせいではないか?とのお返事ですわ。
でも今、ルーターを外しても、ネットに繋がらなくなってるんですけどね。
でも、アカウントの設定は間違ってない。
一部表示されないのは、mac及びブラウザの問題ではないか?
いや、さっきまではちゃんとすべて表示されていたし、それから表示されなくなって、今は、ネットにすら繋がらないという状況なのだが…。

結局、わからずじまい。

次に繋がったのは、mac。
ここのサポートは、とりあえず修理・交換を勧めるところなので、話にならず。。

最後に繋がったのがルーターなのですが、
結局のところ、相性の問題なのではないか?と。

オレもその可能性が一番高いような気がするのですが、でも、繋がったり繋がらなかったり、表示されたりされなかったりというのは、果たして相性の問題で片付けていいのか???

といってもラチがあかないので、ルーターを変更することにしました。

そしたら、だ。
すべて解決(笑)
結局のところ、原因はわからずじまいなのですが、なんにせよ、問題はパーフェクトに解決しました。

解決までに要した時間は、丸2日。PCのトラブルって、やっかいですな。
ことに、ネットが繋がらないなんてトラブルは、PC、プロバイダ、ルーター、回線と、関係分野が3つも4つもあって、しかもそれぞれが独立した事業者だから、ひとつのところに連絡して解決を乞う、ということが出来なくなってます。

でも、微妙に相性のせいにされてしまうと、個々のサポートセンターに問い合わせても、どこも問題なし!ってなってしまって、原因をつかみづらいですね。
AというPCにBのプロバイダをCの回線で繋いで、あいだにDというルーターをかませて…って、これをやるのはユーザーですから、相性の問題だってことになると、ユーザーが自身で解決しなければならないわけで、そうなると、ユーザーにはそれなりの知識が求められますね。

ネットをやるためだけにPCを使ってる人も多いだろうから、それを考えると、これは不便ですね。オールイン・ワンでトラブル・シューティングしてくれるところにニーズが集まるのも、むべなるかな、です。

でも、どんなに強大でも単一の組織が単独で情報システムを構築し、支えるなんてコトは、出来ないわけです。
その巨大なシステムに過度な責任を求めれば、そのシステムは実現されません。
1社だけでインターネットを開発、運用なんてことだったら、インターネットはここまで発達しなかったはずだし、さまざまなパーツに自由に参入出来る自由さがあってこその、インターネットですから。

もっとも、責任の分界点を決めて、個々の主体が担える程度の大きさの責任に切り分けることは、大切ですけれども。



こないだからフランスづいていて、そっちばっかり聴いてます。本日は、マノ・ネグラを☆
こいつら、再結成しないかな。。。楽しかったんだけどな。
ちなみに、マノ・ネグラとは、黒い手=マフィアという意味ですわ。そういう、ヤクザでやさぐれた連中がやってる素敵なバンドです。


Mano Negra / Mara Vita

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