2007年10月10日水曜日

マトリョミン☆




みなしゃん、テルミンはご存知か?
ロシア、というかソ連で発明された、最古の電子楽器ですな。
レフ・セルゲーエヴィッチ・テルミンってマッド・サイエンティストが発明したんですけどね。

そのものに触れることなく演奏出来る、世界で唯一の楽器ですわ。
本体の箱から2本のアンテナが伸びていて、そのアンテナに手をかざすと音が出るという代物。
一方のアンテナは音程を司り、もう一方のアンテナに手をかざすことで音量をコントロールします。
静電容量の違いを演奏に利用するのですが、安定して狙った音階を出すのが非常に難しいらしいですな。ま、楽器音痴のオレには、どの楽器も高くそびえる壁ではありますが。。。

あたしゃ、レッド・ツェッペリンの演奏でテルミンの存在を初めて知りましたが、最近はどうなんでしょうか、やっぱ、コーネリアスが使って、一気に有名にしましたかね。

こんな楽器ですわ。
あったかいというか間抜けというか、変な音を奏でる楽器です(笑)



で、本題はテルミンじゃなくてですな、マトリョミン☆
なんかね、すごいというか、わけがわからんというか、キュートというか、こんなのを見つけてしまいましたですよ。

テルミンがですな、なぜか、マトリョーシカのなかに入っているのですよ(笑)
ロシア繋がりでマトリョーシカってのはわからんでもないのですが、なぜに、わざわざテルミンを内蔵せねばならんのか!
ウクレレがココナッツに内蔵されてるようなもん…、いや、ココナッツでつくったウクレレって、そういえば、あるな(笑)
とにかく、マトリョミン! なんかしらんけど、惚れてしまいました☆
欲しいけれども、オレは楽器音痴だしなあ。。。
これは、相方さんをそそのかすしかないですなっ!
いや、相方さん、これはオレがそそのかさなくても、きっと虜になるはずっ!

なんか、詳しいサイトまで見つけてしまいました。


画像は、左から
●標準的なマトリョミン。44,016円也(税込み)。5オクターブ以上の音声域を誇っとります☆ どっから見てもマトリョーシカにしか見えません(笑) まさか、なかからマトリョーシカの子供が出てくるんじゃないだろうな!

●こいつはペアになってる「マトリョミン寿」63,000円也(税込み)。寿って!(笑) ちっこいほうは、手回しオルゴールを内蔵したマトリョーシカ型オルゴールです。幸せなお二人のための特別なマトリョミンで、愛の二重奏を!(笑) 結婚祝いに最適です☆ ちゃーんと、桐の箱に入ってますから!

●こいつの名前は「METEL」7,245円也(税込み)。 メーテルはマトリョミンのためのウォーマー。気温変化に敏感に反応するマトリョミンは、特に冬場においてチューニング状態がやや不安定になる傾向があり、外温からマトリョミンを守ってくれるのだとか! 表地にフェイク・ファー、裏地にサテン風生地が外気の低温からマトリョミンを温かく守ります。後方底部は開口し、マトリョミンを保持する手も差し込め、メーテルをまとった状態での演奏も可能です。一体ごとに形状の異なるマトリョミンにフィットするよう、メーテルは、一着ごとの完全オーダー☆ ちゃんと採寸して、型紙を起こすところから仕立てます☆

なんか、この充実っぷりがすごすぎます(笑)
いやー、世界は広いですなっ。オレの知らんところで、このようなものが展開されていたとはっ!
民族楽器蒐集といえば中島らもさんが有名だけれども、彼は、マトリョミンを持っていたのだろうか?


マトリョミンの演奏風景は、こちら。

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