2007年9月26日水曜日



沖縄だけで展開しているファストフード店のA&Wのことで、昨夜、沖縄在住のマイミクさん、メタルカレーさんのところで盛り上がったのでした。

大阪にもA&Wがあって、セットにはお好み焼きがついてくるよと教えられたけど本当ですか? と、オレに聞いてきたので、

あるある! 大阪にもA&Wが進出してきました。セットにはお好み焼きがついてくるし、今はキャンペーン中で、たこ焼きもついてきます☆ ついでに誕生日の日には、店員がテーブルまでやって来て、漫才をやってくれます☆

と、答えておいたのですがね。

もちろん、大ウソ

でも、本当に信じちゃったみたいだから、若いいたいけな婦女子さんを騙すのも気が引けたので、ウソぴょ~ん!と言ったら、エラいこと怒られてしまいますた(笑)

反省:
これからは、どんな大ウソをついても、絶対にばらさないことにします☆

うちの相方さんなんて、どんな山を見ても、比叡山や!と、言い張ってますから。
マッターホルンを指差して、あれが比叡山や!と言い張るのは、世界でも彼女だけです。



さて、むかし、アフリカはチュニジアをうろうろしていたときのこと。
チュニジアは、アフリカ大陸の北側、地中海に面しているところにありまして、ちょうど、地中海を挟んでイタリアの対面にある国です。バリバリのアフリカですが、ちょっとヨーロピアンなテイストも入っていて、わりと過ごしやすいところ。

そこでですな、とある土産物屋につかまりました。
パピルスを買わんかね、と。

パピルスというのは、ご存知、この地方一帯で発明された世界最古の紙ですが、こいつは今では希少価値が高くて、ハガキ大の大きさでも100ドルはするのですよ。
なので、バナナの皮で代用した偽物が土産物屋の軒先を飾っていることがほとんどなのですが、このバナナの皮のほうだと、おなじサイズでも2~3ドル。
もっとも、本物のパピルスもバナナの皮も素人目には差がさっぱりわかりませんから、安いほうのバナナの皮でじゅうぶんなのですがね。

ところが、だ。
この土産物屋のオヤジは、うちは本物のパピルスを格安で売っておる、お土産に買わんかね、と、言い張る。
ウソに決まってるんですが、暇だったので、店に行ってみました。

すると、どっさり、パピルスやらバナナの皮やらのわからん代物が出てきましてですな、どれもこれも30ドルあたりの値段をつけているのですよ。バナナの皮にしたら暴利で、パピルスだとしたら破格の赤札特価。

ふむふむ、と、それこそ暇つぶしに見ていたらですな、
当店は、じつは日本人のお墨付きである、と、オヤジが言い出しました。以前、日本人の観光客が、当店のことを推薦してくれた紙を残していってくれたので、それを見せる、と。
果たして、オヤジが奥からうやうやしく持ってきた紙には、日本語で、くっきりと次のように書かれていたのでした。

日本人観光客のみなさまへ。
この店で売られている品物はすべて偽物かつべらぼうに高いので、絶対に買わぬように!

もうね、爆笑でしたよ! オヤジは、ここには自分の店を推薦する文章が日本語で綴られていると思っているのだから(笑)

この、偉大な先達の日本人旅行者の配慮を無に帰するわけにはいかないので、30ドルはたいて、パピルス、基、バナナの皮を買いましたですよ。


世界は、楽しいウソで溢れてますな(笑)


あ、A&Wって、中国だと、愛してる&別れないのイニシャルをとって『愛&別』って名前になってるって、知ってました?



オザケンの『ラブリー』の元ネタ、見っけ☆ そんなの関係なしに、全然好きですが。

本日の1枚:
『Crean Up Woman』
Betty Wright

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