2007年12月23日日曜日

バスネタ

大阪の北のほうに用事があって、久しぶりにバスに乗ったのでした。
京都だとバスに乗ることも多いんだけれども、大阪でバスに乗るのは久しぶりですわ。といって、べつになんの感慨もないけれども(笑)

終点まで行くから安心して寝ていられるわいと思って寝ようとしたら…、
後ろで、いきなり携帯で話し出す婦女子さん。それも、痴話ゲンカ(笑)
続いて、通路を挟んで隣の席で、赤ちゃんが500dbくらいの大音量で泣き出す。
痴話ゲンカの婦女子さんが、赤ちゃんがうるさい!と文句をいい、赤ちゃんのお母さんが謝るも赤ちゃんは一向に泣きやまず、そのうち、ケンカみたいになり…。

あ、の、な、おまえが一番うるさい!
と、オレが、痴話ゲンカの婦女子さんをどやしつけて、車内が一瞬のうちに、しん、となり、なんか、オレがバツが悪いじゃないか(笑)


バスと言えば、インドで乗ったバスが一番強烈でした。
ハルーちゃんに、ときどきは旅の話をしてくれ!と言われるので、今回は旅ものを。


インドの砂漠のど真ん中で皆既日蝕が見られるということになり、そこで皆既日蝕を見ながらレイブ・パーティが開催されるということにもなって、デリーで、そのツアーに参加したのでした。

朝の10時半に出発するはずだったバスは、遅れに遅れて、出発したのが夕方の4時半。いくらアジア時間とはいえ、いつ出発するとも知れんバスを6時間もポケッと待つのは、炎天下のもとではなかなか辛いものがありますな。

やってきたバスは30人乗りくらいの大きくて立派なものだったけれども、古くてね、サスがまったく効いていない、ガタガタのやつ(笑)
乗ってるのは、地元の人間でも普通の旅行者でもなんでもなくて、オレみたいなバックパッカーと、砂漠までレイブ・パーティに参加するようないかれたやつらばっかりだったので、すぐに誰かがハシシをまわしはじめましてね。もう、車内が甘い香りで朦々と(笑)
それぞれが持参したハシシに火を点けて、まわし出すんですよ〜。一服し、次にわたすと、すぐに前やら横やらからまわってきます。細いのやら、太いのやらの、パイプがまわる、まわる。
レッツゴー、マジック・バス! シャツを脱いで、裸になったイスラエル人の男が、叫んではりましたわ。

バスの運転手はキャプテン・ジジと呼ばれていて、そのジジが、運転席から後ろを振り向いて、吸うならカーテンを閉めろ!って叫んでました。
でも、バスのなかのイギリス人、ドイツ人、イタリア人、日本人は、んなことなんて全然言うこと聞かないから、カーテンを閉めずに窓を全開にしてましてね。
トランス・ミュージックが、インドの夕暮れにガンガン流れ出て、キャプテン・ジジ、大激怒☆
バスを停め、吸うならカーテンを閉めろ!オレが捕まっちまうだろーが!って(笑)
10回くらいはそんなやりとりをしてましたかね。
最後には、オレが捕まったら砂漠には行けないんだぞ、と怒鳴って、そのひとことで、オレたちは、なぜか我にかえって、ハシシを吸うのをやめたのでした。

その後、ハシシ入りのクッキーとかもまわってきて、なにげにそれを食ったら、翌日、熱が出ちゃって、お腹は下すし、エラい目に遭いましたわ。
エラい目に遭ったけれども、バスはやっぱり砂漠に向けて走っていて、車中2泊して、砂漠に到着☆

それから少ししてクリスマスがやってきて、そのころは、やっぱりインドのゴアで、あっついなか、クリスマスを過ごしておりました。
これまた、20、基、25年くらいまえのお話。


今日はおとなくし、カーティスでも。

本日の1枚:
『Move On Up』
Curtis Mayfield


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