2006年4月2日日曜日

セーラー服に決まってる!





独立して1年ばかしのデザイナー女史が、税理士さんを紹介してほしいというので、顔合わせしました。
オレがいつもお願いしている税理士さんと、オレと、その女史。

ま、双方の条件も合致し、めでたく契約に至ったわけで、仲介の労をとったオレも、めでたしめでたし、です。

ところが、ですな。。
この税理士さんとオレとのあいだには浅からぬ因縁がありまして…。
あることで、いつもいつも意見が対立し、いつもいつも会うたびに、そのことがぶり返されて揉めます。

「やっぱ、ナース服が一番やな! こないだな、嫁とな…」
と、税理士さん。…またはじまったよ。
「あ・の・な、看護婦さんって、あんたが入院したら、キライなあんたの身体も笑顔で拭いてくれるんやで。尊いお仕事なんやで。その奉仕精神の象徴であるところの白衣をですな、性欲の対象に見立てるとはなにごとですかいな!」
と、毅然とオレは言いましたよ。
もう、何度繰り返したかわからん、この変態税理士さんの数少ないが大きな欠点は、これです。さん付け、せんでもいいな。この、変態税理士!

「そういうけど、おまえは相変わらずセーラー服やろ? 相変わらずロリコンなんかいな?」
と、変態税理士。…まだわかってない。
「あ・の・な、オレはセーラー服は大好きやけど、なにもロリコンではないんよ。女子高生がセーラー服着てるのはあたりまえで、んなもんどうでもよろし。20歳以降のですな、セーラー服を着ること自体が恥ずかしい年齢になった婦女子さんが着て恥ずかしがるからいいんやないの」
と、毅然とオレは言いましたよ。
もう、何度繰り返したかわからん、このアホ税理士の数少ないが大きな欠点は、これです。致命的ですらありますね。セーラー服の魅力がわからないなんて!

「相変わらず、ややこしいこと言うてるなあ。似合わん年齢になったのに、わざわざセーラー服を着せる? ねじ曲がりすぎやわ、感覚が」
と、税理士。…なんと単細胞。
「あ・の・な、オレはあんたみたいに即物的ではないねん。あんたはナース服のコスプレでも本物のナースでもどっちでもいいんやろ?オレは、イマジネーションが豊かやねん。イマジネーションの産物で自らを奮い立たせるわけですよ」
と、毅然とオレは言いましたよ。
もう、何度繰り返したかわからん、この単細胞税理士の数少ないが大きな欠点は、これです。弁護士資格剥奪モノですね。イマジネーションがないのだから!

という言い争いをですな、同席していた件のデザイナー女史のまえで繰り広げていたのですが、
もしかして、バトルの名を借りたセクハラか?(笑)
と、言われてしまいました。
彼女もまた、わかってません。オレの名誉が傷つけられようとしているのに!

ね? そうですよね? オレは間違ってないですよね?(笑)



来生たかお / 『夢の途中(セーラー服と機関銃)』

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