2006年6月8日木曜日

日本語のなんと柔軟なことか!

ワールドカップ、もうすぐですね☆
サッカー馬鹿のオレはこれからの1ヶ月、すべてワールドカップ観戦記にしたいくらいですが、そんなことをすれば誰も読んでくれそうにないので、やめておきます(笑)

ところで、ですな。
まだ日本で一部の熱狂的な人たちしか観ていなかったころは、普通に「ワールドカップ」と表記されていたように思うんですが、今、「W杯」という表記が多いですね。いつからわかんないけど、そんなことになってますな。
んで、この場合の「W」はワールドと読み、「杯」はカップと読むわけで。よく考えてみるとムチャクチャなんですが、誰もが違和感なく、しかも迷うことなく、そう読んでます。
このあたりの日本語の柔軟性というか、節操のなさというか、懐の深さというか、改めて素晴らしいなと思いましたね。
だって、W+漢字の組み合わせでも、「W浅野」(古い!)だと、「ワールド浅野」って読む人はいなくて、誰もが「ダブル浅野」って読むわけで。
なんでこんな使い分けが、無意識に誰でもが出来ちゃうのか。どう考えても不思議です。

ワールドカップ絡みで、「独W杯」なんて書かれた日には、えらいことですね。
独=独逸=ドイツの当て字の省略形に、Wをワールドと読ませ、杯はカップと読ませる…。
冷静に考えると、すごすぎます。もっとすごいのは、誰もが違和感なく使ってることなんですけどね。

ついでに言うと、「五輪」は「オリンピック」。日本語を学ぶ外国人は絶対に読めないと思うけれども、ネイティブの日本人にはなんの違和感もなく読めてしまうんですよね。不思議☆

大体、漢字なんて普通でも何通りも読めるものがたくさんあるのにね。
行=「行(く)」「行(なう)」「くだり」「コウ」「ギョウ」「アン」

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