2007年6月11日月曜日

コックリさん


今日、女子大生&男子学生の集団を取材していたのだけれども、取材が終わってから、ふいに、コックリさんって知ってますか?と、問われたのでした。

もちろん、知ってます。

つか、今の若い人たちは、もしかしたら、コックリさんを知らんのですかね?
どーも、知らんらしいのですよ。

オレが小学校のころかな、大流行しましたですな。で、お決まりの、PTAによる禁止令のお触れも出て…。

まず、50音の文字列とYES、NO、鳥居が書かれた紙と10円玉を用意してですな、全員の人差し指で紙の上に置いた10円玉を押さえてですな、
「コックリさん、コックリさん、ここは太陽系、第3惑星地球、日本の××県××市××町です。どうぞおいでください。もしおいでになられましたら「YES」へお進みください」
と唱えるとですな…、

コックリさんが降りてきて、あらま不思議、10円玉がひとりでに動き出すわけですよ。

で、いろいろと質問していくと、10円玉が文字列上を動いて、コックリさんが回答を示してくれるわけですよ。

ひとりでやると、コックリさんが憑依するからやってはいけない!と、恐ろしいことを言われてましたな。

で、コックリさんはお稲荷さんの使いなので、ヤバいことになったときは、油揚げをお供えするといい、なんてことも聞きましたが、さて、お供えは、一体全体どこに持っていけばいいのか?
そもそも、10円玉はなぜ動くのですかね?

よくよく考えてみると、わからんことだらけです(笑)


さて、むかし、ベトナムに行ったときにこと。
驚いたことに、ベトナムでは、当時、コックリさんが流行っていたのですよ。
ベトナムもまた、占い、おまじない、異説、妄譚、淫祠、迷信、伝説、御託宣、南国の暑熱と湿気で培養されたそれらの八百万の神々にひとかたならず打ち込んでいると知らされても驚くことはないし、軽蔑や嘲笑よりはいつも底部に共感と予感を抱かせるんですが、まさか、かの地でもコックリさんが流行っているとは、ちょっとした驚きでしたですな。

しかも、名称まで、日本語そっくりの、コックリさん…。
たしか、漢字で書くと、狐狗狸。キツネとイヌとタヌキですな。東アジア全域に棲息する、低級霊なのか?
でもたしか、コックリさんの原型は、アメリカで流行ったゲームらしいですな。もちろん、オカルトと結びついたのは、日本でだけど。

ちなみに、コックリさんが出来るサイトを発見しました。

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