2007年11月3日土曜日

自衛隊がガンダムを開発中☆



全国1000万人のガンダム・ファンに朗報です☆
防衛省は、ガンダムをつくるらしいですな(笑)
ガンダム・ファンでもなんでもないオレにとっては、どうということはないニュースではありますが(笑)

こないだ、防衛庁の中長期戦略を研究するシンポジウムがあり、これは防衛省から提出された資料にくっきりと書かれていたもんです。

ガンダム人気は相変わらずなので、こいつで入隊志願者を一気に増やす、一石二鳥の作戦でしょうか?(笑)

しかしですな…、
アメリカがよくやる戦術ですが、現代版の戦争は、圧倒的な航空兵力を用意して空爆を行ない、その第一撃で敵に壊滅的な打撃を与えて、その後の陸戦は残務処理みたいなもんですわ。

なので、どこの国の国軍も航空兵力の充実に力を入れていて、戦闘機を運ぶための空母もせっせとつくってるんですが、日本の自衛隊の海軍は、そもそも空母を持ってません。専守防衛で、自国が攻撃されたときのみ応戦するという建前なので、日本の国土を遠く離れたところに空母で戦闘機を運んで、そこから飛ばすケースなんて、ないですからな。

なので、空爆→掃討作戦のための陸戦、というのが想定されていない以上、遠い異国の地でガンダムが活躍することは、まあ、ないですわな。まさかPKO活動で戦闘がメインのガンダムが必要だとも思えんし。

とすると、本土防衛か大規模災害時にガンダムを使うのか?ということになります。
まず、本土防衛。
じつは、北朝鮮あたりにゲリラ的に離島を制圧されて、そこの住民数十人程度を人質にとられれば日本政府はなにも出来へんやろうという怖い指摘もあるのですが、それはべつとしても、日本が攻められるとしたら長距離弾道ミサイルの発射ボタンが首都圏や大都会に向けてポチッと押されて終了~!ってかんじなので、ミサイルを迎撃するための監視システムと迎撃システムがあれば、とりあえずはいいわけです。実際、イージス艦(最強のレーダーシステムと自動追尾システムを備えた同時に100くらいの目標物を狙えるミサイルを積んだ船ね)やら対戦哨戒機やらは、世界でもトップクラスの充実っぷりですから。
だいたい、日本は陸の国境を持たない国なので、陸戦なんて、そうそうありません。

というわけで、肉弾戦になどなりっこないので、ガンダムはここでも宝の持ち腐れ。

次に大規模災害が発生したときですが、メインの仕事は人命救出になるだろうから、攻撃用アイテムであるガンダムは、ここでも役に立たんわけです(笑)

なので、防衛庁がガンダムを開発する理由がさっぱりわからんのですが、まさか山田洋行を儲けさせるためってことは、ないでしょうな(笑)


ところで、JDA倶楽部なる自衛隊の福利厚生を担当する団体がありましてですな、会報も出ているんですが、これがなかなかオモロいです。
最新号の特集は、「LOVE LOVE LOVE」。
ドリカムの特集でもしてるのかと思いきや、自衛官の恋愛&結婚に関する考察が特集されてまして、「恋愛メールの達人」なんていう記事までありました(笑)
そしてなぜか、吉田カバンの誌上通販のお知らせなんてのもありました(笑)
まあ、べつにいいですけどね。。

JDA倶楽部




本日の1枚:
『ひこうき』
HONZI



ぱなぬふぁさん&キキララさん&すぎさん&ひぃさん&ジャイ子さん、、、HONZIが亡くなったってご存知でした?
オレ、知らなかったですよ。9月の末に、亡くなられた。ずーっと、癌と闘ってたんだって。昨日、相方さんに教えてもらいました。。

フィッシュマンズでHONZIを知って(空中キャンプ以降、HONZIとZAK抜きにフィッシュマンズは語れませんね)、シンプルなのになんて艶のあるバイオリンを弾くんだろう!ってずっと思ってて、UAで見かけ、早川義夫さんで見かけ、あがた森魚で見かけ、コンポステラの篠田さんで見かけ、この人は、ちゃんとした世界観を持っているアーティストとしか共演しないんだなあってわかって、そのくせ、HONZIこそがとんでもない世界観を持っていて、でもボーカルの邪魔をするようなバイオリンを弾くことは絶対になくて、不思議な人だなあって、ずーっと彼女を見てました。

彼女の弾くバイオリンからは物語が感じられて、なんでこんなにもいろんなものが詰まってるんだ?って、聴いていて、とても豊かなもので身体が充填されていく気分で…。
でも、もう、彼女のバイオリンの接することが出来ないのですね。

フィッシュマンズの名曲『ひこうき』を、HONZIが歌い、奏でている動画を見つけました。
フィッシュマンズのカバーって、HONZIとUAだけですね、素敵なのは。

合掌。

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