2007年11月21日水曜日

ミシュランの東京版ねぇ





ミシュランの東京版が発売されましたなあ。
今、神戸の編集部にカンヅメ状態になってるので、外とかまともに出てないんですけれども、出版社のよしみで贈呈本が送られてきましたわ。
といって、東京版なので、オレにはまったく不要なんですけれどもね(笑)

日本料理店が意外と多いみたいだけれども、「(フランス人)旅行者のためのガイドブック」だから、そりゃ、そうなりますわな。
だって、和食系の審査員に5人中3人がフランス人だもんね。

ただ、日本語版と英語版しか発売されず、フランス語版が出ないのは、どういうことですかいな?(笑)
東京進出しているフランス本国に本店のあるレストランを応援するのが目的で、それはフランス本国人には恥ずかしくて見せられないからフランス語版は発売しない!って、穿った見方も出来ますが(笑)

ヨーロッパを旅していたころって、ミシュランとロンリー・プラネットは手放せんでしたけれどもね。
店がどうというよりも、ロードマップが充実してますからな。


さて、今日の報道を見てますと、
☆ばっかりがクローズアップされていて、スプーンの話は二の次になってますな。
☆は料理の評価だけれども、オレ的には、居心地のよさを示しているスプーンの本数を見ているほうが、判断基準にはなりますかね。

東京版でも、☆3つは8店だけれども、居心地最高位のスプーン5本は4店。
『すきや橋 次郎』は料理で☆3つを獲得してるけれども、カード使えないわ、トイレも共同だわ、それでいて予算3万円以上なもんだから、スプーン1本だし。
逆に、『トゥール・ダルジャン』は料理の☆は1こだけれども、スプーン5本!
オレなら、『トゥール・ダルジャン』に行きますな。
スプーンを獲得するほうが、はるかに難しいですから。まあ、外国語の通訳がどれだけいるか、みたいな項目も入っているので、日本人のオレにはあんまり関係ない話なのかもしれんですけれどもね。

ただね、ミシュラン・ガイド総責任者のジャン・リュック・ナレのはしゃぎっぷりから、こいつはあんまり信用が置けないので、オレは、今回の東京版をそれほど信用しません。こいつは、オリエンタル急行をむちゃくちゃにして下品極まりないものにした人ですからね。なので、東京に行くときでも、ミシュランを見てどっかの店を選ぶなんてことは、きっとしないだろうなぁ。

もともとガイドブックを参考にすることもほとんどないし。
いつも思うのだけれども、どこの誰だかわからない人の舌と嗜好がオレのそれと合致するなんて幸福はそうそうあるものではなく、勧められて行ってみたらゲロゲロ!なんてことはよくある話で。

なので、そんなものよりも、オレと似たような感覚でお店を選んでいる方のお勧めが一番ですわ。



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神戸の編集部でも、寄せ鍋(笑)
いつも〆におじやかうどんばっかりなので、今回は趣向を変えて、お茶漬けに。

1)ドキンちゃんからもらったワカメのふりかけを混ぜておむすびをつくってですな、網で焼いて、焼きおにぎりをつくります。もちろん、おこげ付きで☆

2)焼きおにぎりをお茶碗に乗せて、とろろ昆布、わさび、浅葱を乗せて、鍋のダシをざーっとかける。

3)旭ポン酢を数滴垂らして、焼きおにぎりを箸で崩しながら食す。

美味☆


画像は、
・レストランで極秘調査をするミシュランくん
・鍋の〆のお茶漬け



最近のお気に入り☆ ダーティ・プロジェクターズ


Dirty Projectors / 『Rock'n Roll Hotel』

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